日々是成長

~Now And Here~

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第五十三話 損得、善悪ではなく、「らしさ」で生きる

人間には、良心も悪意もある。しかし、良心に忠実に生きたい。 その為に大切な事 損得で物事を見ない事。 人間は欲が深いから、自分がちょっと損したなって思うくらいがちょうどいい。 自分が損したとか得したで判断するのではなく、 善悪で判断をする。 得…

第五十二話 「俺が」から一段上がる

アーティストは、境地に達すると、 「この作品は自分が作った作品ではない」 という感覚に襲われるという。 何かに導かれたりとか、様々な人との出会いとか、 そういった過程の中で結果としてできたものであって、 自分ひとりで作ったものではないという感覚…

第五十一話 セレンディピティ

短期間で、別方向から同じ言葉に3度ぶつかったら、 これは何かのメッセージ。 セレンディピティ 「偶然のチャンスを掴み取る力」 勝間和代さんや茂木健一郎さんの著書を通じて知った言葉 偶然のチャンスをチャンスと思えず通り過ぎてしまう事ほどもったいな…

第五十話 僕たちは天に試されている

菜根譚からの抜粋です。 天、我に薄くするに福を以ってせば、 吾、吾が徳を厚くして以ってこれを迎えん。 天、我に労するに形を以ってせば、 吾、吾が心を逸にして以ってこれを補わん。 天、我を扼するに遇を以ってせば、 吾、吾が道を亨(とお)らしめて以っ…

第四十九話 25秒の人生

地球の年齢が46億年です。仮に、地球を46歳とした時、 人生80年はたったの25秒。 今年で31歳。 もうすぐ生まれて9秒という所。 地球の歴史から数えたら、なんて儚い時間なのだろうか 地球を我が物顔のように扱う人間の未熟さを感じます。 以前テレビで、地球…

第四十八話 無くてはならないものほどタダに近づく

ある社長の言葉 一本数万円の高級ワイン あったらいいかもしれないけど、 なくてはならないものでもない。 水 人間にとってなくてはならないもので、 だけどタダに近い。 世の中に必要不可欠なものほど、タダに近づく。 空気。人間には無くてはならないもの…

第四十七話 自力と他力

自力と他力は二項対立するものだろうか? 自力というのは、結局他力に内包されているもの。 他力というのは、何でも人任せにするという安易な言葉ではなく、 自然【じねん】と似た意味で、 ことおのず【自】からしか【然】る。 ということに対して、身を任せ…

第四十六話 努力できる土壌がある

インターンシップでお世話になった農家のお父さんの言葉。 「俺が今こうやって幸せな老後を送れているのも、 努力した事も然ることながら、 努力できる土壌があったことを忘れちゃいけないんだよな。」 というお言葉。 「努力できる土壌」 確かに、勉強した…

第四十五話 心、行動、習慣、人格、運命

心が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。 星陵高校の一塁側ベンチや室内練習場にこの言葉が書かれているそうです。 とてもいい言葉だと思いますし、その通りだと思います。 で…

第四十四話 「伝達」とは何か

伝達とは、 伝え、達する と書く。 こちらから一方的に伝えるだけでは足りない。 相手に、達してこそ、伝達と呼ぶ。 論理的にプレゼンテーションができたとしても、それは伝えたレベル。 相手に達してこそ、プレゼンテーションは成立する。 つまり、 論理的…

第四十三話 悩みの本質

悩むのは、自分の力では解決できないからである。 言われてみてればあたりまえの一言。 自分で解決できない問題にぶち当たっているのだから、 くよくよ考え続けていても一向に答えは出ない。 自分で解決できない問題 という事は、 今の自分は、キャパシティ…

第四十二話 戦略は銀歯

「事業には、その事業に魂を吹き込める者がいるかが重要だ。」 そのわずかな差が、その事業を成功に導くかどうかの分岐になる。 以前、会社の代表がしていた歯医者のたとえ話。 歯医者で歯を削り、銀歯を入れる。 銀歯を入れた後、最終調整をする。 磨いたり…

第四十一話 ストーリーテラー

論理的思考能力を駆使して、プレゼンテーションを行っても、 企画が通らない事がある。 そのような経験をしたことがあるビジネスマンは 多いのではないかと思います。 なぜ、論理的思考能力が高く、論理的なプレゼンテーションを行っても、 そのプレゼンが通…

第四十話 65点を目指せ

仕事は、完璧を追求したいものです。 100%のアウトプットを出す事を目指したいものです。 しかし、新入社員の時に口すっぱく言われました。 65点のところで一回見せてくれ。 自分が100点と思って出してくる成果物は、100点であることは少なく、 大きなやり…

第三十九話 アビリティーとコンピテンス

アビリティー・・・一人で何かができる力 コンピテンス・・・集団の中で、自分の力を発揮する能力 学生時代は、アビリティーが高いと評価される。 自分が努力すれば、テストの順位が上がる。自分がやったかやらなかったかの差。 しかし、社会は違う。 いかに…

第三十八話 捨てて、捨てて、捨てよ

一つの作品を作るとき、いかに捨てるかが重要になる。 100の素材から、5までにそぎ落とす時、しかし、その95は、残した5に凝縮される。 非常に深い話です。 普段の仕事でも、そう思います。企画は、全て通るわけではありません。いくつもいくつも考えて、や…

第三十七話 必要とされると人は嬉しい

仕事でたくさんの新人アルバイトさんを見てきた。 すでに辞めてしう人ととても生き生きと働いている人。 その違いはなんであろう? カウンセリングをしてみて、なるほどなと思う。 やはり、人は基本的に必要とされる所で責任感を持ち、 所属意識を持ち、喜び…

第三十六話 ONとOFF、HIGHとLOW

仕事のONとOFFをつけろと言われるが、 完全にスイッチを切ってはいけない。 ギアをHIGHとLOWに切り替える イメージで、緩急をつけるようにする。 ~ドラゴン桜より~ そうですね。完全に切り離す事は出来ないですよね。 その代り、緩急をつけて、モードを切…

第三十五話 至善に止まる

中国古典『大学』 の中に「至善に止まる」という言葉があります。 天のルールを『天道』 地のルールを『理』 人のルールを『義』 といいます。これらのルールは不変のルールであって、人によって変わるものではありません。 自分の判断基準は、相対的なもの…

第三十四話 覚悟が定まる3つの瞬間

共感しただけでは足りず、 情熱も続かなければ意味がなく、 仕事においては、覚悟が必要という事をよく伝えます。 では、仕事に覚悟を持つ瞬間とはどのような時なのか? 今思い浮かんでいるのは、3つの瞬間です。 ①逃げたくても逃げられないと感じた瞬間 ②自…

第三十三話 仮説は結論ではない

こんなに一生懸命やっているのに、 評価してもらえない。 誰も認めてくれない。 誰も見てくれない。 自分の中で、目標があって、それを達成するのだけれども、 大して評価されず、不満に思ったり、憤りを覚えたりした 経験は誰にでもあると思います。 しかし…

第三十二話 なぜ、高い壁を乗り越え「続ける」事ができるのか

仕事において、 必ず、失敗したり、悩んだり、挫折したり、 いいことばかりではない。 それでも挑戦「し続ける」ことができるのはなぜか? もちろん、働かなければ生活ができない という事もある。 では、どのような仕事であっても、「続ける」事は可能か? …

第三十一話 仕事を決める出発点となる3つの気持ち

この考え方なんだか共感できる。 この、「なんだか」という気持ちを まず大切にしてもらいたい。 その直感を信じるところから、 自分の仕事を決めていく、 決して親や親せきが言うから 世間体があるから、 給与がいいから 知名度が高いから という理由で自分…

第三十話 有限責任と無限責任

最近、発展途上国に学校を作ろう と、言って寄付を募り、学校を実際に建設する。 という社会貢献のシーンをよく見ます。 では、この学校がたった後は、 この支援をした方々はどう関わるのでしょう? 建てたら、後の運営はよろしくね。 そのようなスタンスも…

第二十九話 あなたが空しく生きた今日は

あなたが空しく生きた今日は 昨日亡くなった人がどうしても生きたかった明日 この言葉を思うたび、 自分の時間を大切に使わなければと 反省させられます。 今日を生き切る。 なかなか、頭で分かっても行動できない ものです。 でも、今日一日のうちこれだけ…

第二十八話 憧れのあの人になりたい?

人は、ないものねだり。 人は、すぐに誰かと自分を比較してしまう。 あるものを数えるのではなく 無いものを数えてしまう。 本当は、自分が思っているよりも たくさんのものを持っているのに。 私は、憧れのあの人のようにはなれない。 そのようなあきらめの…

第二十七話 「感謝」を伝える引出し

ある人には、 ありがとう。と伝える。 ある人には、 ごめんな。と伝える。 ある人には、 助かったよ。と伝える。 ある人には、 君のおかげだよ。と伝える。 ある人には、 成長したね。と伝える。 各々別々の言葉を使っているが、伝えたい気持ちは「感謝」で…

第二十六話 大いなる何かに動かされている

自分のこれまでの人生を振り返る時、 決して、100%意図通りにはなっていないが、 今の自分はとても幸せだと感じる事が出来る。 いろいろな出会いや機会に恵まれ、 その結果を振り返る時、 何か、大いなる力によって導かれているのではないか? という気持ち…

第二十五話 GIVE AND GIVEN

与えよ、さらば与えられん。 世の中は、GIVE AND TAKEではない。 見返りを求めて、何かを与えるのではない。 与えて、与えて、与え続ける事で、 別の形で与えられるもの。 世の中の人が、与える事を大切にしたら、 TAKEの事を考えなくても、 勝手に、GIVE AN…

第二十四話 「情けは人のためにあらず」の真意

情けは人のためにあらず この言葉、 情けをかけることは、人のためにならないからしないほうがいい。 そんな意味だと思っていました。 そう思っていた人多いんじゃないかと思います。 これは、情けをかけるのは、人のためではなく、廻りまわって自分のところ…