仕事は、完璧を追求したいものです。
100%のアウトプットを出す事を目指したいものです。
しかし、新入社員の時に口すっぱく言われました。
65点のところで一回見せてくれ。
自分が100点と思って出してくる成果物は、100点であることは少なく、 大きなやり直し(戻り)をしなければならず、 成果物を出すまでに途中経過を報告しなければ、上司は大丈夫か?と不安になります。
65点でもいいから、もっていく。
そうすると、上司は自分がどこが分かっていて、 どこが分かっていないかを把握でき、 そのことに対してフィードバックができます。
そして、進捗を確認しながら、徐々に100点の成果物に仕上げていく事が 仕事をうまく進めていくコツだといわれました。
確かに、完璧主義者になって、あぁでもないこうでもないと時間ばかりかけて、 あげくの果てには、要求されたものと全く違った成果物になってしまっては、 100点と思っていたものが、0点に一気に下がってしまいます。
自分が上司という立場になって、とにかく分かっている範囲で、 提出してくる事の大切さというものを改めて知りました。
完璧主義者にならずに、65点で持っていって、 そこから、段階を経て精度を高めていく。
このことが大切です。