アビリティー・・・一人で何かができる力
コンピテンス・・・集団の中で、自分の力を発揮する能力
学生時代は、アビリティーが高いと評価される。
自分が努力すれば、テストの順位が上がる。自分がやったかやらなかったかの差。
しかし、社会は違う。
いかに、周りとの関係の中で、自分の能力を発揮できるかが問われる。
人一人でできる事など本当にちっぽけなもの。
そのことを認識して、周りの力を借りながら、自分の目指す目標を成し遂げる。
その力こそコンピテンス。
コンピテンスを磨く努力。
職業人としては、この能力を磨く必要がある。
そのためには、自分の軸を持ち、周りの意見を受け入れながらも、
自分の主張ができるというバランス感覚を磨かなくてはならない。
自分の意見ばかり主張すれば、独りよがりになる。
周りばかり立てれば、流されるだけになる。
この絶妙なバランスを取ること。
この修行は、実体験からでないと学べない。
教科書にも書いてない。
セミナーでも教わることはできない。
実務の中でしか磨けない能力。
だから、目の前の実務に没頭せよ。
そして、コンピテンスを発揮できるビジネスマンとなれ。