日々是成長

~Now And Here~

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第八十三話 ノウハウは陳腐化する

人は、過去の成功体験に溺れてしまうもの。 自分の武勇伝をいつまでも語りたいもの。 しかし、成功の法則は時代によって変わるし、 この情報化社会の中では、誰かの成功体験など 簡単に真似をされてしまう。 そう、ノウハウは簡単に陳腐化してしまう。 もの…

第八十二話 そうせざるを得ない環境へ身を置く

夢をかなえるゾウのガネーシャの言葉。 自分の意識は変わらない。そうなる環境に身を置くことが大切だと。 一理ある思います。人間の意思というのは、意外と弱いもので、 強引にその環境に自分の身を置いて、いつの間にか習慣化させてしまう というのが、自…

第八十一話 言葉では伝わらない何か

言葉の本質は、 単純化、構造化、論理化 つまり、複雑に絡み合うアナログな世界を単純に捉えようとする。 構造化したり論理化したりして、理解しやすいようにする。 という事は、結局はその時に 「大切な何か」 が伝わらない事がある。 では、その伝わらない…

第八十話 Unfinished Business

職場に、いやな上司、苦手な同僚、抱えたくない責任 があり、それが理由で転職を考えるならば、 一度踏みとどまってほしい。 逃げの姿勢で、転職をするとき、また次の職場でも 同じようないやな上司、苦手な同僚、抱えたくない責任 が巡ってくる。 それは、…

第七十九話 何を選ぶかではない、どの心境で選ぶか

人生というのは、選択の連続である。 その選択の中にも、今後の人生を左右選択がある。 その際に、自分の心に問いかけてもらいたい。 自分は何を基準に選ぼうとしているのか? 隣の芝が青くは見えていないか? 今のその場所で、卒業できていない課題はないか…

第七十八話 スペシャリストかゼネラリストか

自分はスペシャリストになりたいのか、ゼネラリストになりたいのか というように、スペシャリストとゼネラリストが対極のものとして 議論されることが多い。 しかし、ゼネラリストになるとしても必ずある分野でスペシャリストでなければ 本当のゼネラリスト…

第七十七話 組織と集団の違い

組織と集団の違いは何か? どちらも人の集まりである。 その違いは、目的があるか?役割分担がされているか? 一人では到底達成する事の出来ない大きな目標に対して、 同じ思いを持つ者が集まり、 各々の得意な分野において、 その役割を担っている集まりが…

第七十六話 今見えているモノは過去の結果

就職活動をする時に、 企業研究をし、自分の行きたい企業はどこかを 探します。 その時に気をつけてもらいたい。 現在のその企業の姿は、過去の努力の結果である。 未来の姿を保証するものではない。 つまり、期待している知名度、安定感は持続される保証は…

第七十五話 評価は遅れた頃にされる

自分はとてもがんばっているつもりなのに、 評価されない。 認められない。 誰も見てくれていない。 そんな、心境に陥ったことは、誰でもあるのではないでしょうか。 しかし、一つの真実があります。 評価は遅れた頃にされる。 過去の偉人達も、亡くなって何…

第七十四話 盲目の僧、像を触る

目の見えない僧達が、何人か象の周りに立っています。 一人が象の鼻に触って、象はホースみたいなものだ言います。 もう一人は腹に触って、象は壁みたいなものだと言います。 一人は脚の周りに腕を回して、象は樹木のようなものだと言います。 一人は、尻尾…

第七十三話 一つ目国の悲劇

しかし、その国で過ごすうちに、 旅人は、だんだん孤独になってきました。 自分だけが二つの目をもつことが 異常なことのように思われてきたのです。 そして、その孤独のあまり、 ついに、その旅人は、 自ら、片方の目をつぶし、一つ目になったのです。

第七十二話 愚公山を移す

「あんたみたいな浅い考えの持ち主には、到底分かるまい。 あんたの知恵は、あの小さな子供にも及ばない。 たとえ自分が死んだとて子は残るし、 それが子を生み、孫はまた子を生む。子孫は絶えることはあるまい。 子孫代々山を崩し続ければ、いつかは平らに…

第七十一話 二人の石切り職人

旅人が、ある町を通りかかりました。 その町では、新しい教会が建設されているところであり、 建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。 その仕事に興味を持った旅人は、 一人の石切り職人に聞きました。 あなたは、何をしているのですか。 その問…

第七十話 「才能」と無意識の関係

才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす/マーカス バッキンガム ¥1,680 Amazon.co.jp この「無意識」というのが重要。 本人はごく自然にその事をこなし、 パフォーマ…

第六十九話 部下の安全基地となる

成功をする人生を送る上で一番大切なことは、自分を信じることではない。 それも大切だが、それは3番目。 一番目は、自分を信じてくれる人がいる事 二番目は、人を信じる事のできる自分 三番目に、自分を信じる事の出来る自分 自分を信じてくれる人がいる。 …

第六十八話 何を語るかではない、誰が語るかである。

言葉とは不思議なもので、 ある人が語れば、説得力があり魅力的に聞こえるが、 ある人が同じ言葉を語っても、うわべだけの言葉のように聞こえる。 その違いは何か?と考えると、 その言葉に、語り手の経験が裏打ちされているか否かではないかと思う。 そう、…

第六十七話 割りきりと腹据え

割りきりとは、精神の弱さである。 亀井勝一郎氏の言葉 割り切ることはとても簡単。 利益を思う時、 今は、短期利益にこだわればいいのだ。 と割り切って、長期利益を考慮しない。 苦しみからは解放される。 理由をつけて正当化している。 しかし、本来であ…

第六十六話 諦観の念

人は、ないものねだり。 もっと能力があれば、 もっとお金があれば、 もっと時間があれば、 このような事を考えてしまうもの。 しかし、今ある環境、資源、能力の中で どれだけベストの結果を出せるだろうか? を突き詰めて考えていく事が大切。 諦観の念 今…

第六十五話 「自分事」と「自分の事」

自分事として考える。 責任を取る方法として、よく言われることです。 しかし、見つめてほしい。 「自分事」として考えているのか? 「自分の事」として考えているのか? この両者には決定的な違いがある。 自分事というのは、相手に起きた事実を 相手に成り…

第六十四話 「期待」とは、自分の思い通りということ

部下に期待する。 マネジャーとして、求められる事としてよく言われることである。 しかし、期待するという事は、間違えると、 「自分の思い通りにする」 という面が見える。 お前には、もっとこうなってほしいんだ。 それが、部下の望むところならば良い。 …

第六十三話 組織の力量

月商3000万円の店舗の店長を務めている時、 不思議な現象に見舞われた。 メンバーの必要数は60名で、 60名になるように採用活動を続けた。 しかし、40名を過ぎたあたりから、 一向に増えないのである。 採っても採っても、辞める人がでて、 40名以上を超えな…

第六十二話 権力と権威

権力と権威 どちらも、人を引き付ける力。 その違いは何か? 権力とは、その地位を使って、人を引っ張る。 人間的魅力というよりは、地位による強制力によるもの。 権威は、その地位もさることながら、人間的魅力によって 周りを引っ張っていく。 権力ではな…

第六十一話 リーダーとマネジャーの違い

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと/マーカス バッキンガム ¥1,995 Amazon.co.jp リーダー・・・よりよい未来に向けて人々を一致団結させる。そのために普遍な事を発見し、それを活用する。 マネジャー・・・部下一人ひとりの…

第六十話 「続く」ということ

人間どうしても、短期的なその場の光に目を奪われてしまいがち。 デイトレードで、数億円稼いだ 出版した本が100万部売れた リリースされたCDがミリオンセラーになった。 一夜にして、ヒーローになった人を見て、その姿に憧れ、羨むことがある。 しかし、見…

第五十九話 100%自分の仕事ではない。

今でもトップを走り続けるアーティストB'Z 楽曲は、稲葉浩志が作詞を行い、松本孝弘が作曲を行う。 この役割分担は変わることがないという。 稲葉さん曰く、 100%自分の仕事ではないから、 いい作品が生まれるのだ 100%自分の作品であると、それはエゴにも…

第五十八話 過去の事実は変えられない。変えられるのは過去の解釈

過去の事実は、どうしようも変えられないこと。 でも、その解釈の仕方は、いくらでも変える事が出来る。 過去の失敗や挫折は、 当時は眠れないほど悔しい思いだったかもしれないけれど、 今、振り返れば、自分の成長のために必要な出来事であった。 と、解釈…

第五十七話 悲しみの涙、後悔の涙

悲しみの涙は流せど、後悔の涙は流したくない。 誰にでも、失敗、挫折、悲哀、喪失、など、悲しい経験はある。 これらの経験なく過ごす人はいない。 だからこそ、悲しみの涙は人生にとって必ずあるもの。 悲しみの涙は流してもいい。 しかし、後悔の涙は流し…

第五十六話 守・破・離

守・・・今までのやり方を踏襲すること 破・・・今までのやり方から自分のオリジナリティを出すこと。 離・・・自分のやり方を再度見直すこと。パラダイムシフトを起こすこと。 ある分野で一人前の結果を出すには、最低三年かかると思っています。 そして、…

第五十五話 相手に手を渡す

羽生さんの「決断力」より抜粋。 将棋は、お互いに一手ずつ手を動かしていき、指していく。 だから、自分が指した瞬間には自分の力は消えて、他力になってしまう。 そうなったら、自分ではもうどうすることもできない。 相手の選択に「自由にしてください」…

第五十四話 幸せは心電図

幸せな人生とはなんだろう? 例えば、あなたの幸せは?と聞いた時に、 「誰かが喜ぶ事が私の幸せであります」 との答えが返ってくるときがある。 自分の大切なひとにプレゼントを渡します。もちろん大切な人は喜ぶ。 その姿を見て自分も嬉しいと思う。 幸せ…