ある人には、
ありがとう。と伝える。
ある人には、
ごめんな。と伝える。
ある人には、
助かったよ。と伝える。
ある人には、
君のおかげだよ。と伝える。
ある人には、
成長したね。と伝える。
各々別々の言葉を使っているが、伝えたい気持ちは「感謝」である。
人は、その場面、状況、伝える相手の気持ちや立場、そして、どんな言葉を伝えたら喜ぶか?どんな言葉を言われたら嫌か?という事を考えて、言葉を選んで伝える。
それは、相手に対して自分の接し方を変える事ができているということ。
他人と過去は変える事は出来ない。
変える事ができるのは、自分と未来。
相手の立場に立って、自分を変える事で、未来を創造することができる。
これは、自分を偽って、自分を我慢して相手に合わせているのとは違う。
相手が変わることを期待するのではなく、
自分の言葉を理解してくれるのは期待するのではなく、
相手の事を思い、相手に対して伝わる言葉は何なのかを考えて、
自分の気持ちをしっかりと伝えようとする努力である。
そんな引出しをどれだけもっているだろうか?
価値観の多様化の時代。
他人の価値観を認めつつも、自分の価値観を表現できる力が
必要になる。
自分の価値観だけで生きる事は出来ないし、
自分の価値観を相手に押し付けることもできない。
自分に、相手の価値観を受け入れる事が出来るための
どれだけの引き出しを持っているか。
その引出しを磨いていこう。