日々是成長

~Now And Here~

|-【108話のメッセージ】

第六十二話 権力と権威

権力と権威 どちらも、人を引き付ける力。 その違いは何か? 権力とは、その地位を使って、人を引っ張る。 人間的魅力というよりは、地位による強制力によるもの。 権威は、その地位もさることながら、人間的魅力によって 周りを引っ張っていく。 権力ではな…

第六十一話 リーダーとマネジャーの違い

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと/マーカス バッキンガム ¥1,995 Amazon.co.jp リーダー・・・よりよい未来に向けて人々を一致団結させる。そのために普遍な事を発見し、それを活用する。 マネジャー・・・部下一人ひとりの…

第六十話 「続く」ということ

人間どうしても、短期的なその場の光に目を奪われてしまいがち。 デイトレードで、数億円稼いだ 出版した本が100万部売れた リリースされたCDがミリオンセラーになった。 一夜にして、ヒーローになった人を見て、その姿に憧れ、羨むことがある。 しかし、見…

第五十九話 100%自分の仕事ではない。

今でもトップを走り続けるアーティストB'Z 楽曲は、稲葉浩志が作詞を行い、松本孝弘が作曲を行う。 この役割分担は変わることがないという。 稲葉さん曰く、 100%自分の仕事ではないから、 いい作品が生まれるのだ 100%自分の作品であると、それはエゴにも…

第五十八話 過去の事実は変えられない。変えられるのは過去の解釈

過去の事実は、どうしようも変えられないこと。 でも、その解釈の仕方は、いくらでも変える事が出来る。 過去の失敗や挫折は、 当時は眠れないほど悔しい思いだったかもしれないけれど、 今、振り返れば、自分の成長のために必要な出来事であった。 と、解釈…

第五十七話 悲しみの涙、後悔の涙

悲しみの涙は流せど、後悔の涙は流したくない。 誰にでも、失敗、挫折、悲哀、喪失、など、悲しい経験はある。 これらの経験なく過ごす人はいない。 だからこそ、悲しみの涙は人生にとって必ずあるもの。 悲しみの涙は流してもいい。 しかし、後悔の涙は流し…

第五十六話 守・破・離

守・・・今までのやり方を踏襲すること 破・・・今までのやり方から自分のオリジナリティを出すこと。 離・・・自分のやり方を再度見直すこと。パラダイムシフトを起こすこと。 ある分野で一人前の結果を出すには、最低三年かかると思っています。 そして、…

第五十五話 相手に手を渡す

羽生さんの「決断力」より抜粋。 将棋は、お互いに一手ずつ手を動かしていき、指していく。 だから、自分が指した瞬間には自分の力は消えて、他力になってしまう。 そうなったら、自分ではもうどうすることもできない。 相手の選択に「自由にしてください」…

第五十四話 幸せは心電図

幸せな人生とはなんだろう? 例えば、あなたの幸せは?と聞いた時に、 「誰かが喜ぶ事が私の幸せであります」 との答えが返ってくるときがある。 自分の大切なひとにプレゼントを渡します。もちろん大切な人は喜ぶ。 その姿を見て自分も嬉しいと思う。 幸せ…

第五十三話 損得、善悪ではなく、「らしさ」で生きる

人間には、良心も悪意もある。しかし、良心に忠実に生きたい。 その為に大切な事 損得で物事を見ない事。 人間は欲が深いから、自分がちょっと損したなって思うくらいがちょうどいい。 自分が損したとか得したで判断するのではなく、 善悪で判断をする。 得…

第五十二話 「俺が」から一段上がる

アーティストは、境地に達すると、 「この作品は自分が作った作品ではない」 という感覚に襲われるという。 何かに導かれたりとか、様々な人との出会いとか、 そういった過程の中で結果としてできたものであって、 自分ひとりで作ったものではないという感覚…

第五十一話 セレンディピティ

短期間で、別方向から同じ言葉に3度ぶつかったら、 これは何かのメッセージ。 セレンディピティ 「偶然のチャンスを掴み取る力」 勝間和代さんや茂木健一郎さんの著書を通じて知った言葉 偶然のチャンスをチャンスと思えず通り過ぎてしまう事ほどもったいな…

第五十話 僕たちは天に試されている

菜根譚からの抜粋です。 天、我に薄くするに福を以ってせば、 吾、吾が徳を厚くして以ってこれを迎えん。 天、我に労するに形を以ってせば、 吾、吾が心を逸にして以ってこれを補わん。 天、我を扼するに遇を以ってせば、 吾、吾が道を亨(とお)らしめて以っ…

第四十九話 25秒の人生

地球の年齢が46億年です。仮に、地球を46歳とした時、 人生80年はたったの25秒。 今年で31歳。 もうすぐ生まれて9秒という所。 地球の歴史から数えたら、なんて儚い時間なのだろうか 地球を我が物顔のように扱う人間の未熟さを感じます。 以前テレビで、地球…

第四十八話 無くてはならないものほどタダに近づく

ある社長の言葉 一本数万円の高級ワイン あったらいいかもしれないけど、 なくてはならないものでもない。 水 人間にとってなくてはならないもので、 だけどタダに近い。 世の中に必要不可欠なものほど、タダに近づく。 空気。人間には無くてはならないもの…

第四十七話 自力と他力

自力と他力は二項対立するものだろうか? 自力というのは、結局他力に内包されているもの。 他力というのは、何でも人任せにするという安易な言葉ではなく、 自然【じねん】と似た意味で、 ことおのず【自】からしか【然】る。 ということに対して、身を任せ…

第四十六話 努力できる土壌がある

インターンシップでお世話になった農家のお父さんの言葉。 「俺が今こうやって幸せな老後を送れているのも、 努力した事も然ることながら、 努力できる土壌があったことを忘れちゃいけないんだよな。」 というお言葉。 「努力できる土壌」 確かに、勉強した…

第四十五話 心、行動、習慣、人格、運命

心が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。 星陵高校の一塁側ベンチや室内練習場にこの言葉が書かれているそうです。 とてもいい言葉だと思いますし、その通りだと思います。 で…

第四十四話 「伝達」とは何か

伝達とは、 伝え、達する と書く。 こちらから一方的に伝えるだけでは足りない。 相手に、達してこそ、伝達と呼ぶ。 論理的にプレゼンテーションができたとしても、それは伝えたレベル。 相手に達してこそ、プレゼンテーションは成立する。 つまり、 論理的…

第四十三話 悩みの本質

悩むのは、自分の力では解決できないからである。 言われてみてればあたりまえの一言。 自分で解決できない問題にぶち当たっているのだから、 くよくよ考え続けていても一向に答えは出ない。 自分で解決できない問題 という事は、 今の自分は、キャパシティ…

第四十二話 戦略は銀歯

「事業には、その事業に魂を吹き込める者がいるかが重要だ。」 そのわずかな差が、その事業を成功に導くかどうかの分岐になる。 以前、会社の代表がしていた歯医者のたとえ話。 歯医者で歯を削り、銀歯を入れる。 銀歯を入れた後、最終調整をする。 磨いたり…

第四十一話 ストーリーテラー

論理的思考能力を駆使して、プレゼンテーションを行っても、 企画が通らない事がある。 そのような経験をしたことがあるビジネスマンは 多いのではないかと思います。 なぜ、論理的思考能力が高く、論理的なプレゼンテーションを行っても、 そのプレゼンが通…

第四十話 65点を目指せ

仕事は、完璧を追求したいものです。 100%のアウトプットを出す事を目指したいものです。 しかし、新入社員の時に口すっぱく言われました。 65点のところで一回見せてくれ。 自分が100点と思って出してくる成果物は、100点であることは少なく、 大きなやり…

第三十九話 アビリティーとコンピテンス

アビリティー・・・一人で何かができる力 コンピテンス・・・集団の中で、自分の力を発揮する能力 学生時代は、アビリティーが高いと評価される。 自分が努力すれば、テストの順位が上がる。自分がやったかやらなかったかの差。 しかし、社会は違う。 いかに…

第三十八話 捨てて、捨てて、捨てよ

一つの作品を作るとき、いかに捨てるかが重要になる。 100の素材から、5までにそぎ落とす時、しかし、その95は、残した5に凝縮される。 非常に深い話です。 普段の仕事でも、そう思います。企画は、全て通るわけではありません。いくつもいくつも考えて、や…

第三十七話 必要とされると人は嬉しい

仕事でたくさんの新人アルバイトさんを見てきた。 すでに辞めてしう人ととても生き生きと働いている人。 その違いはなんであろう? カウンセリングをしてみて、なるほどなと思う。 やはり、人は基本的に必要とされる所で責任感を持ち、 所属意識を持ち、喜び…

第三十六話 ONとOFF、HIGHとLOW

仕事のONとOFFをつけろと言われるが、 完全にスイッチを切ってはいけない。 ギアをHIGHとLOWに切り替える イメージで、緩急をつけるようにする。 ~ドラゴン桜より~ そうですね。完全に切り離す事は出来ないですよね。 その代り、緩急をつけて、モードを切…

第三十五話 至善に止まる

中国古典『大学』 の中に「至善に止まる」という言葉があります。 天のルールを『天道』 地のルールを『理』 人のルールを『義』 といいます。これらのルールは不変のルールであって、人によって変わるものではありません。 自分の判断基準は、相対的なもの…

第三十四話 覚悟が定まる3つの瞬間

共感しただけでは足りず、 情熱も続かなければ意味がなく、 仕事においては、覚悟が必要という事をよく伝えます。 では、仕事に覚悟を持つ瞬間とはどのような時なのか? 今思い浮かんでいるのは、3つの瞬間です。 ①逃げたくても逃げられないと感じた瞬間 ②自…

第三十三話 仮説は結論ではない

こんなに一生懸命やっているのに、 評価してもらえない。 誰も認めてくれない。 誰も見てくれない。 自分の中で、目標があって、それを達成するのだけれども、 大して評価されず、不満に思ったり、憤りを覚えたりした 経験は誰にでもあると思います。 しかし…