日々是成長

~Now And Here~

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本音①本音による対話

自分が我慢すれば、スムーズに事は運ぶ。(愚痴を呼ぶ我慢) きっと、こうすれば、あの人はこう考えるだろう。(検証のない仮説) どうせ、言っても何も変わらないから黙々とやろう(現実逃避を正当化) 仕事において、このような気持ちになったことは誰でも…

第百四話 「絶対なんて無い」ということも絶対無い

そんなこと、考えたこともなかった。 絶対なんて無い。と、強く思った17歳。 永遠、絶対、ずっと、そんな言葉信じられなくなった。 絶対なんて無いという事に、『だからこそ今を』 という言葉をつける事が出来るようになった21歳。 絶対なんて無いけど、 今…

覚悟③自分の領域を守る覚悟

誰にも譲れないもの、 自分のこだわり、 これだけは絶対に負けたくない。 そのような自分の領域を持っているだろうか? 世の中にはノイズがたくさんある。 世間体、世論、常識と言われている者、時には両親や親せき、友人、同僚も、 自分の領域を挫く存在に…

覚悟②有限である事を認識する覚悟

この若さは、いつまでも続く。 時間は永遠にある。 明日は必ず来る。 どうしても、私たちはこのように普段考えてしまい、限りある人生の時間を無駄に過ごしてしまう事があります。 しかし、人間必ず死が訪れます。 その死がいつ来るかは予測不能です。 そし…

覚悟①前提を受け入れる覚悟、全てを引き受ける覚悟

人はどうしても、ないものねだりをしてしまいますね。 無いものを数えるのではなく、あるものを数える。 そのあるものを使って最大の効果を出す方法を考える。 実は、成果を出すにはこれが一番の近道のように思います。 日本人であること、 男であること、 …

第百三話 個性が磨かれる時

現代は、個を尊重する時代と言われる。 しかし、個を尊重するという事は、周りから個を切り離すという意味ではない。 個性は自分一人では磨くことはできない。 では、個性というのはどのように磨かれるのだろうか? それは、他人の個性とのぶつかり合いの中…

第百二話 本当に謙虚になれる時、感謝ができる時

人間、自分に本当の自信がなければ謙虚になれない。 人間、本当の強さを身につけていないと感謝ができない。 これは、河合隼雄さんの言葉。 『本当の自信』ってなんだろう? 自信が完全につく状態なんてないのではないだろうか?と思っています。 『自信があ…

第百一話 変化ではなく進化する

変化というのは、よい意味でも悪い意味でも使われる。 進化というのは、前進あるのみ。 変えていったほうが良いこと、守らなければならないもの。 この二つが入り混じって、進化を遂げる。 自分の根本にある大切な思想は守る。 その上で、常に高みを目指して…

あなたの生きた証に敬意を表します

人を見る目を持つ軸がある人に魅力を感じます。 僕は、目です。 人の目に、その人の生きてきた跡が残ると思っています。20代までは若さという財産があり、なんでも許される、なんでもできるという事があるかもしれませんが、 30代以降はその人が今までどう生…

第二章 みそがれた階級【途中】

洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて/苫米地 英人 ¥1,365Amazon.co.jp 【差別思想の根源にある穢れの概念】 支配階級は、誰が一番クリーンであり、誰が一番穢れているかという恣意的な判断基準を私たちに押し付け、階層をつくり、…

第一章 日本人にかけられたヒルガードの洗脳

洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて/苫米地 英人 ¥1,365Amazon.co.jp 【キーワード】 アーネスト・ヒルガード、 WGIP(War Guilt Information Program) 「約束された人物たち」 戊辰戦争 薩長勢力を支援するイギリスのロスチャイ…

プロローグ 洗脳経済140年の呪縛

洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて/苫米地 英人 ¥1,365Amazon.co.jp 以下、プロローグより抜粋 世の中は、さまざまな嘘で塗り固められています。ほとんどの人は、飼いならされ、判断能力を奪われていますから、自分たちが手ひど…

苫米地英人*洗脳支配を読む

この世の中にある「常識」というもの。それが当り前であると考える思考パターン。この価値観がある支配階級が作り上げたものだとしたら? 作用と反作用。 机を押した時、その押した力と全く同じ力で机が反発してくる。 腕いい警察官は、腕のいい泥棒でなくて…

第百話 やまあらしのジレンマ

あるところに二匹のやまあらしが住んでいました。 冬の朝、とても寒いので、二匹のやまあらしは、 互いに暖めあおうとして身を寄せあいました。 しかし、あまりに近く身をよせあったため、 二匹のやまあらしは、自分の体に生えているハリによって、 お互いに…

第九十九話 弱点克服から才能強化へ

自分が成長をするためには弱点の克服か 才能の強化かどちらが大切ですか? という質問に対して、 私は、「弱点の克服です」と答えていました。 そして、教育によって人は変わると思っていましたし、 弱点をどう克服するかに焦点を当てて後輩や部下に接してい…

第九十八話 論理的思考力から感覚的直観力へ

我々は言葉にて語り得るものを語りつくしたとき、 言葉にて語り得ないものを、知ることがあるだろう。 ~ウィトゲンシュタイン~ 20代、特に学生時代は、論理的思考能力こそプレゼンテーションに必要な能力だと思って、 「論理的思考能力」とか「ロジカルシ…

第九十七話 完全の追究から矛盾との対峙へ

最も生命的な活動が行われるのは、カオスの淵である。 この言葉は、20代で知った言葉、実感した事の中でも重要なものです。 20代の頃は、完璧主義をめざしたり、 抜けの無い仕組み作りに奔走したりしていました。 つまり、完全なるオーダー【秩序】の世界を…

第九十六話 達成感から感謝へ

20代は、 小さな目標をクリアし続ける事で達成感を味わい、 目標にする人を追いかける中で近づけたと実感する事に達成感を味わい、 誰かに褒められる、感謝される事で達成感を味わい、 その、達成感によって心を満たす事をモチベーションに仕事をしてきまし…

第九十五話 水は高きから低きに流れる

未来は予測できないが、予見することができる。 これから何が起こるのか/田坂 広志 ¥1,575 Amazon.co.jp 砂山を作り、頂上からジョウロで水を流す。 すると、その水がどのように流れるか正確な道筋は分からない。 しかし、どの方向に流れていくかはわかる。…

第九十四話 弁証法5つの法則で世界を見る

これから世の中がどのように動いていくのか? を見極める時に役に立つ、弁証法の5つの法則 1.事物の螺旋的発展 2.対立物の相互浸透 3.否定の否定による発展 4.量質転化による発展 5.矛盾の止揚による発展 古き、懐かしいものが一段レベルを上げて…

第九十三話 要素還元主義の限界

科学は、全体を部分に分解し、 その部分を分析をする事で発展してきた。 それを要素還元主義という。 要素還元主義により、確かに文明は発達した。 しかし、同時にその限界にも気付きつつある。 どんなに部分を分解して分析して、 今度は、それをまとめても…

第九十二話 最も生命的な活動が起こる場所

完全な秩序状態・・・オーダーの世界 完全な混沌状態・・・カオスの世界 最も生命的な活動が起こる場所は意外な場所。 オーダーとカオスの境目。 カオスの縁と呼ばれる場所であるという。 確かに、完璧な秩序状態からは新しい物は生まれにくい。 バラバラの…

第九十一話 時間は未来から過去へ流れる 

時間は、過去から未来に流れる。 これが、一般的な考え方。 現在の自分は、過去の行動の結果である。 そう捉える人が多い。 今、こうであるのは、過去にこうしたおかげだ。 もしも、あの時、こうしていたら今はこうであったに違いない。 でも、それは現在か…

第九十話 「空(クウ)」とは何か

ひきよせて むすべば柴の 庵にて とくればもとの 野はらなりけり 「庵」とは、草木を結ぶなどして作った質素な小屋のことで、 僧や世捨て人などが仮住まいとしたものである。 庵は、「建築する」とはいわず、「結ぶ」といった。 そこらへんにある柴をかきよ…

第八十九話 作用と反作用

机を手で押すと、その力と同じ力で机が手を押してくる。 これを作用と反作用といいますね。 物事には必ず、表裏があり、その両方の性質を分かってこそ、 その道のプロとなることができます。 ある本に、 腕のよい警察官は、腕のよい泥棒でなければならない …

第八十八話 ドリームキラー

自分の夢は、語らないほうがいい。 と、ある本に書かれていました。 それは、語る事で 「お前にはできない」 「何バカなことを言っているのだ」 というような言葉で、その夢を応援してくれない人、 ドリームキラー が現れる可能性があるからだそうです。 し…

第八十七話 伝統とは

俺にお礼なんて言わなくていい。 だから、自分に後輩が出来たら、 俺がお前にした以上の事をそいつにしてあげるんだ。 いいな。わかったか? これが伝統。 先輩から受けた愛を 感謝という形で後輩に注ぐ。 それこそが伝統。

第八十六話 目的と手段

高校球児にとって、 甲子園は、目的か?手段か? 高校野球がすべてと思う球児にとっては 甲子園が目的で普段の練習が手段。 しかし、メジャーリーグを目指す選手にとっては、 甲子園は手段であって、メジャーリーグへ行くのは目的。 目的と手段は簡単に入れ…

第八十五話 反省が完了する時

反省は、次に同じような状況が起こった時に 乗り越える事が出来て初めて完了する。 何度も同じ失敗をする。 何度も同じ反省をする。 これは、反省とは言わない。 これは、単なる感想である。 あぁ、またやってしまった。 次は気をつけよう。 と言って結局同…

第八十四話 経験を体験化する

様々な経歴を持ちながら、なぜか魅力を感じる事が出来ない人。 その経歴通り、言葉に深みがあり、魅力的だと思える人。 この違いは何か? それは、経験を体験化しているかどうか。 とは、田坂広志先生の言葉。 仕事の思想―なぜ我々は働くのか (PHP文庫)/田坂…