組織が、強さを発揮する条件は、たった一つだと思います。それは、
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「進むべき方向が明確で、組織に所属する全員がその方向に向かっている事」
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ただこれだけ。つまり、その組織でなすべき事、思いは一緒ですか?ということです。
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組織というのは、一人では出来ない大事業を、同じ思いを持った仲間が協力して達成するために組まれた集団です。
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の、ハズです。
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会社を選ぶ時、だからこそネームバリューで選んではいけない。その会社の理念や方向性、やろうとしていることが、本当に自分のやりたい事と一致しているか?という事が会社を選ぶ上で最優先しなければならない事なんです。
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そうでないと、辞めたくなる。というか、やめたほうがいい。
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以前、ある社員を怒りました。怒るというか諭しました。
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「君の夢は、上司の夢と同じか?」と。
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その社員は、自分の思いが明確になっておらず、ただ仕事をやらされている、仕事に自分の意思がない。というような仕事の仕方をしていました。
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当時僕が所属した課はアルバイトメンバーに対して店舗ではやりきれない仕事を行う機関です。いわば、フロントです。新人さんは、このフロントを通っていろいろな席(店舗)に案内されていくわけです。
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とても重要な課なんですね。僕らが店舗の基準を作ると言っても過言ではない。
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その社員が、思いばらばらに動いていたら、この会社の復活などないわけですよ。
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ではその課としての思いの源泉はなんですか?と言ったら、課長の思いです。
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課長が、どういう課にしたいか?この課をどんな方向に持って行きたいか?という事に対して、僕ら課の構成員が賛成できるか、本気でやりたいと思うか、それがなければ、こんな課あったってしょうがない。
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僕ら選ばれた人間なんです。まずは、その課の思いに賛同できますか?その課の長の夢に自分の夢重ねられますか?ってところが大切なわけよ。
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だから、僕は、力いっぱいその社員を怒りました。何のためにこの課にいるんだ?課長の思い知っているのか?その思いに賛成できないなら、居なくていいし、賛成できるなら、課長の思い汲んで、それを達成するために、仕事に自分の意思入れなさい!
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お店でも一緒。店長がどんな思いでお店やりたいか?それに対して、メンバーが賛同できないなら、いい店は作れない。
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店長のやりたい事と、自分のやりたい事は、一致していますか?
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上司の夢はあなたの夢ですか?
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ちがうなら、自分の夢がちゃんと実現できる組織に入りなおしたほうがいい。大きな夢ほど自分ひとりじゃ叶えられない。
たくさんの同じ思いを持っている人が必要。たくさんの人の協力が必要です。
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その課長の夢は、部長の夢ですか?
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その部長の夢は、本部長の夢ですか?
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その本部長の夢は、社長の夢ですか?
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その社長の夢は、会社の夢ですか?
あなたの夢は、会社の夢ですか?
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