課長の仕事ができるから、課長になれるわけではない。
?? 課長の仕事ができる素養があるから、課長になれるのである。
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課長の仕事ができるようになったから、部長に昇進ね。
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これだと、卒業試験ですね。
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でも、実際はそうではない。課長という業務ができるのは前提で、部長を任せるだけの素養があると見込まれるから部長に昇進する。
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上司が、「こいつになら任せても良い!!!」って思うから昇進するのです。
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つまり、課長でありながら常に部長の視点を持っていなければならないのです。つまり、部長という学校に入学するために勉強をしながら課長学校で生活を送るイメージです。
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部長学校への入学試験があり、それに合格すれば晴れて部長になれる。なった当時はんもちろん部長の仕事ができるわけではないが、素養は十分にあるという状態。
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これが社会人です。
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この事は「常に先を見ながら行動しなさい」ということですし、「現状に甘んじているだけではダメ」ということでもあります。
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よく「三階層上の視点」で物事を考えなさいと言われますが、その視点がないと結局より高みに登ることはできません。
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僕は就職活動で出逢あった社会人の方にこのことを教えていただきました。なるほどなと思いながら、そのことを常に頭において仕事をしてきました。
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一般社員のときは、副店長だったらどうするだろう。
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副店長の時は店長だったらどうするだろう。
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店長成り立ての時は、母店店長だったらどうするだろう
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母店店長の時は、課長や部長だったらどうするだろう。
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というように、それと絡めて、憧れのあの人だったらどう判断するだろうとか、社長だったらどう決断するだろうと思いながら物事を判断していきました。そうすると、確かに責任は僕にはないのですが、責任ある者として、自分事として物事を捉える視点ができたと思っています。
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自分には関係ないと思ったり、それは上司の仕事だと思ったりした時点でもう成長は無いのですね。常に、次のステップに向けて準備をしながら今の仕事を100%こなす。
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であれば、120%の力で毎日を生きないといけないのかもしれませんね^^;
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