自分のやりたいようにやればいい。直属の上司を飛ばして、トップに挑めばいい。
と、ある経営者の方からアドバイスを頂いた。確かにそうなのかもしれない。現状に満足せず、何かを変えたいとくすぶっている。くすぶって、今のままではだめだと言っているだけど行動しないのは、まさに
総論賛成各論反対
しかし、だからと言って直属の上司を飛び越えるのはどうだろう?と思う。上司を越えてそういう勝負をするのは、その上司とは戦えないと上司に対して諦めたときだけだと思う。
副店長が店長を越えて課長に相談事を持ちかけたら、店長は悲しい。
何で俺に言ってくれないの?
となる。
やりたいようにやればいい。あるべき姿から考えて行動することが大切。というアドバイス。
もし、あるべき姿からと考えるのであれば、
そもそも会社とは何か?を考えればおのずと行動基準は分かる。
会社とは同じ思いを持った仲間が、一人ではできない目標を達成するために集まっている。
であるならば、上司も同じ思いを共有する仲間。同じ夢を持つ仲間。その夢と現実が開いているのであるならば、上司を巻き込んでトップと勝負する。それが筋だと思う。
それが仁義を果たすということだと思う。
こういう言い方は、大企業病と思われるかもしれないが、上司の顔をつぶしてはいけない。
これが大組織での自分の立ち居地のありかただ。
大組織で、コンピテンスを発揮する。これが僕の考える最上級。
アビリティで、小組織を動かした人達にはない感覚なのかもしれない。
だから感じた違和感。成功者と言われる人と話したが、僕には違和感でいっぱいだった。
まだ、答えは出ていない。
自分の信じている道が正しいか間違っているかは分からない。
でも、今できることは今を一生懸命生きること。精一杯の成果を出し続けていくこと。それしかない。