先週の土曜日に飲み会がありました。 その中に、今年の新卒社員が参加していました。
図らずも、今後の夢を飲み会で話をする事になりました。 それを聞いていた新卒社員が私に言いました。
そういう夢を聞いているととても元気になります。 今は、自分がどうして行くのか見えていないので。と。
彼は24歳。
私が24歳の時も同じ。夢を語っている場合ではなかった。 とにかく目の前の事に集中する事が全てでした。
その頃は、店長として初めてのお店を任され、 右も左もわからないまま、一つのお店の主となり、 とにかくがむしゃらにやらないとどうにもならない日々でした。
休みなどほぼありません。 月末は棚卸、月初は店長会議で寝不足。 夢も何もない状態です。
ただ、夢を捨てているわけでも諦めているわけでもありません。 なんとか、日々の忙しさの中から、夢へ繋がる事は何か?を考えていました。
時には思いました。 教育を志している私。 なんで、刺身を切っているのだろうか? なんで、洗い物を一生懸命しているのだろうか? それを言い出したら始まりません。
どんな環境でも、どんな職場でも3年間は修行です。 1年目は、慣れるので精いっぱい 2年目は、あこがれの先輩の真似をしてなんとか乗り切る。 3年目で、やっと自分のスタイルが出来上がる。
まさに、守、破、離です。
社会に出て、いきなり花形の仕事ができることなどありません。 就職活動中の会社説明。
企業は、どのような仕事をしているか?の説明をするでしょう。 その仕事、今はだれがやっているの?
もちろん、ベテラン社員が先頭切っているに決まっていて、 新入社員がすぐできるはずがない。
それを、僕はこの仕事をするために入ったんじゃない。 と、入ってすぐに辞めてしまうのは本当にもったいない。 だまされたと思って、どんな場所だろうと3年一つの所でやってみろ。
そうすれば、必ず社会人としての基本的なスキルは身につくはず。 その覚悟があるならば、 3年間は一旦夢は置いておいて、 (かといって決して見るなとも諦めろとも言っていない) 目の前に没頭すればいい。
夢しかない時代。
って、そういう時代じゃないのか? そう思います。
私自身も、夢を語りながらも何年も先の事と思っているし、 まさに、夢しかない時代を今走っていると思います。
夢しかない時代とは、 別に夢が無いわけでも、夢をあきらめたわけでもない。
夢を胸に、目の前に没頭する。
その時代ということなのだと思います。
【Pubooで日々是成長をまとめた電子書籍作りました!是非ご覧ください】
詳しい説明記事はこちら
日々是成長~108話のメッセージLite版~/小泉雅大
¥FREE
Puboo
日々是成長~108話のメッセージ~/小泉雅大
¥280
Puboo