人材が流動することを前提とした人材採用戦略を展開していく時に大切な事。
それは、内部でのキャリアアップを支援する制度、体制を強化するだけでなく、外部でキャリアアップできる道筋も持てるようにならなければならない。
業界全体で、異業種連合全体で、人材を活かせる仕組みを作る。
その事が大切である。
社員の夢を応援する会社です
こんなキャッチフレーズが最近目立つ。内情はどうであろうか?社外に向けて飛び出そうとしているメンバーの夢に本当に伴走しているだろうか?
社内で働く事でいろいろな力をつけることが出来る。君の夢に繋がっている。と励まされる。
その言葉を信じて、力をつけてきた。
いざ、飛び出そうと思う。
その時、あとは自分で考えて歩め。 であっていいのだろうか?
そうではないはず。
面倒を見るとまでは言わずとも、その道に繋いであげる事は大切ではないかと思う。
上司が社員の夢を把握して、その夢と現実の仕事を繋いでいくことをする。
その道に進みたければ、こういう仕事に挑戦しよう。 その道を目指すなら、このセミナーを受けたらいい。 この人物を紹介するよ。 こんな本があるよ。
こんなやり取りがあって、内部のキャリアステップだけじゃない。外部へのキャリアステップに対しても、応援できるそんな体制を作らなければならない。
現実の仕事と夢をつなげてあげられる上司。
上司のマネジメントのレベルが上がる。
これからの上司のあり方の一つとなる。
様々な価値観を容認する時代。
企業横断的に活躍する人材の時代。
そこでは、内部キャリアにだけ目を向けず、外部へのキャリアを応援する目も持たねばならない時代が来る。