東芝西田社長の経営哲学は、この二律背反を同時に達成していくことにある。
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シェアと利益
品質とコスト
合理主義と情熱主義
即断即決と用意周到
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僕も、大学時代からこの二律背反という言葉に魅かれていたので、今回の記事には興味と共感が沸きました。
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うちの会社にもこんな言葉があります。
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科学と心のバランス
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お店は、
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「俺はこんな店にしたい!」
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という思いだけでは、から回って数字がついてきません。
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「こう施策をとれば、こういうふうに売れる」
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と論理ばっかり構築しても、周りがついてこなければその数字は達成されません。
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つまり、思いだけでもだめだし、理論だけでもだめ。その両方を合わせ持たないと、強い店は作れない。こんなことをずっと思いながら店舗運営をしてきました。
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そっか、二律背反な事を同時に達成することが大切だと自分で言っていたけど、この科学と心のバランスこそ二律背反な事だな。と改めて感じました。
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そして、人間という存在自体が、感情という非合理的側面と物事を上手くやりたいという合理的な側面があり、それこそが二律背反な事なのだなということも改めて思いました。
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人間の成長というものが実は、この二律背反を同時に達成していく葛藤の中にあるのでしょうね。
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