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「もっと仲間を信頼しろよ!」
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サークルの同学年の仲間から言われた言葉でした。
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僕は、何でも自分でやりたいと思ってしまう性格でした。そうしないと心配でしょうがない性格です。
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僕の入っていたESSというサークルは、様々な大学に同じような団体があり、定期的に大学間で集まった英会話討論会がありました。僕の役職は「渉外」で、各大学の渉外と交渉しながら、大会に参加していただいたり、他大学の大会に参加したりしていました。
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自分の大学主催の大会は渉外の私が仕切って運営をしていました。大きな大会になると、100名を越す参加者がいます。渉外である私は、すべての仕事を把握しているわけです。そのすべての仕事に対して責任があると思い、自分でとにかく何でもかんでもやろうとしてしまいました。
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当たり前なのですが、キャパオーバーしてしまい、仕事の抜け漏れが発生し、より重要なことをおろそかにしてしまうようなことがありました。
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そんな時、仲間が一言言ってくれました。
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「もっと俺たちを信頼して使えよ。自分にしかできない仕事に集中しろよ」
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そうなんですよね。仕事って二つあって、
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・??? 自分にしかできない仕事
・??? 自分以外に任せられる仕事
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自分にしかできない仕事にいかに集中できるか?がポイントで、自分以外に任せられる仕事はみんなを信頼して任せればいいわけです。この失敗を持って、
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仕事は一人じゃできない。
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と思ったわけです。
それからは、みんなに仕事を任せて、自分は、自分にしかできない仕事に集中するようになりました。みなも各々責任を与えられるので、やりがいを持って大会運営の準備をしてくれました。
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なぜ会社があるのか?
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一人じゃ何もできないと思った人が、
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同じ思いを持った仲間と一緒に
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一人じゃできないような大きな目標に向かって協力するため
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だと思うんですね。仕事は一人じゃできない。みんなと協力してやる。みんなと協力する中で自分の力を存分に発揮する。
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個人プレーじゃなくてチームプレイ。
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そう考えられるようになってもらいたいです。
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