?
「つまらなければ、楽しくすればいい」
?
僕が大学2年生の時のサークル合宿、関西遠征の昼食の時に、チーフからいわれた言葉です。
?
僕はカウンターテーブルといって、通常よりも少しレベルの高いテーブルでディスカッションをしていました。関東と関西の渉外が集まってのテーブルなので、ドキドキしてたのですが、なんてことはないレベルの低いテーブルでした。
?
ごちゃごちゃもめて先に進まないテーブルでした。僕はすっかりやる気がなくなり「つまんないな、今日」って思ってました。他のテーブルはどうなんだろうって思って外に出て行ったところにたまたまチーフがいました。
?
「今日はぜんぜんつまらん!帰りたいわ!」と言ったら、
?
チーフに「つまらなければ自分で楽しくなるようにすればいいのよ!」
?
と一喝されました。
?
ドキっとしました。確かに受身だった自分。テーブルがつまらないことを人のせいにしていました。楽しく出来ないのは自分のせいでもあるのです。
?
反省して、昼食後はやってやろう!と思いました。
その後、自分から積極的に議論に入り、サゼッションを出し、議論をまとめていきました。
?
「あの意見のおかげテーブルが活性化して、非常に盛り上がったよ!」
?
終了後に参加者からいろいろと声をかけてもらいました。
自分の力でつまらない状況を打開できたんだ。実際自分もやってて楽しかった。チーフは
?
「ワクワクサジェッションを打てる人になりたい」
?
とよく言っていました。彼女はずっと前から、テーブルは自分で楽しくする物だという意識を持っていた人なんだなと思うとやっぱりチーフは尊敬できるなと思ったのです。
?
まず、何事も原因は自分にあるという視点に立つ。そこからすべてを始めないと何事も現実は変わりません。でも、人はだいたいにおいて、環境のせいにしたり、人のせいにしがちです。
?
思ったよりきつかった。
?
思ったのは自分です。その「思った」の判断基準は自分にあります。しかし、その言葉の矛先は、相手です。
?
まずは自分ごと、自分が楽しくする。
?
仕事において大切なことです。