日々是成長

~Now And Here~

自立と孤立

 『自立』は、『依存』の上に成り立つ。  ある期間は徹底的に依存するからこそ、自立の芽が出る。  依存の経験なく、依存してはならないと思い、

 自立しようと頑張る時、それは『自立』ではなく『孤立』となる。

 一方の極に触れると、反対の極へ突き抜けていくと言うが、まさにこのことにも当てはまるのか。  自立するために依存が必要。  人生の逆説をまたここに見る。  かと言って依存しすぎて溺れてもいけない。  何事にも絶妙なバランス感覚が必要ですね。  親子関係の場合、親が子供から離れられない事のほうが大きいらしい。  子供は、甘えたら勝手に離れていくらしい。  確かにそうかもしれない。  依存するからこそ、自分はいろいろな人の支えによって生きてきたんだ

 ということに気づき、自立しようと考えるようになる。  外国は、自立しているからこそ家族間の関係が逆に深いらしい。

 離れて暮らしても定期的に電話をしたり、プレゼントを贈ったり。  確かに、日本のほうがこういった時希薄になる気がしますね。  

 依存することはいけない事ではない。ただ、溺れてしまってはだめ。

 自立は、依存の上に成り立つ。

 依存なく、自立しようとすると孤立してしまう。

 救われる言葉です。