『自立』は、『依存』の上に成り立つ。 ある期間は徹底的に依存するからこそ、自立の芽が出る。 依存の経験なく、依存してはならないと思い、
自立しようと頑張る時、それは『自立』ではなく『孤立』となる。
一方の極に触れると、反対の極へ突き抜けていくと言うが、まさにこのことにも当てはまるのか。 自立するために依存が必要。 人生の逆説をまたここに見る。 かと言って依存しすぎて溺れてもいけない。 何事にも絶妙なバランス感覚が必要ですね。 親子関係の場合、親が子供から離れられない事のほうが大きいらしい。 子供は、甘えたら勝手に離れていくらしい。 確かにそうかもしれない。 依存するからこそ、自分はいろいろな人の支えによって生きてきたんだ
ということに気づき、自立しようと考えるようになる。 外国は、自立しているからこそ家族間の関係が逆に深いらしい。
離れて暮らしても定期的に電話をしたり、プレゼントを贈ったり。 確かに、日本のほうがこういった時希薄になる気がしますね。
依存することはいけない事ではない。ただ、溺れてしまってはだめ。
自立は、依存の上に成り立つ。
依存なく、自立しようとすると孤立してしまう。
救われる言葉です。