本日から、毎月第三日曜日、12月までの計三回、
集中講義という事で、シナリオ・プランニングについて学んでいきます。
未来は予測できない。
しかし、人間は未来を予測したいもの。
未来は不確実なものであるという前提に立って、その不確実である未来に
ついて、合理的推論を推し進めていく方法論
シナリオ・プランニング
ただ一つの世界を思い描いて、進むのではなく、
いくつもの世界を念頭に置いて、
意思決定をして行く。
経営の難しさと、醍醐味を感じます。
今日は、実際にスポンサー企業様がいらっしゃって、
自社の抱えている意思決定に関する悩みについて
プレゼンテーションをしていただき、
その問題に対して、どのようにシナリオを描いていくか
という事をディスカッションして行きました。
焦点となる問題の検討
わが社は、2020年までに、BPO事業を第二の収益の
柱とするためには、日本市場のどのような、
どの分野に進出すべきか?
この問題に対して考えていきました。
今後、どのような未来が予測されるかについて
ブレスト。
110項目もの未来予測のキーワードが出てきました。
それは、一見起こりそうもないだろうという想像も
含めて考え付く事を出していきます。
外国人労働者が増える
インド人口が中国の人口を上回る
少子高齢化社会に向かう
国の財政が破たんする
ITにおける技術革新が進む。
消費税率が25%になる。
等など。
そして、その中から、テーブル内で関心度が
高かったものを6つ抽出し、
キーワードのグルーピングと
そのキーワードに含まれる背景を
焦点に照らして検討。
抽出する際に留意するのは、
不確実性の高いもの
起こったらインパクトの大きいもの
この二軸において抽出を行う。
ちょっと話は先になるが、
シナリオは、4つ作るのが理想との事。
両極を持つ軸、2軸を交差させて、4象限
を作り、その象限ごとにシナリオを作っていく。
次回はこの演習が行われる。
一ヶ月後。
とても楽しみだ。
今まで、バランスドスコアカードを用いて、
最高ストーリーと最低ストーリーを描き、
それに基づいて、
計画を立てた事があるが、
2つのストーリーだけでは、幅がないとの事。
なんて言われたっけな?
それは、シナリオじゃなくて、
○○だね?って。
また、次回質問しよう。