仕事をするにあたって、長期視点というのはとても大切だなと最近思います。
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一年で結果が出る事業はそうは無くて、やはり3年とか、5年を見据えて、資本の拡大、設備投資、教育、というようなことをやって初めて、世の中に価値ある物を提供していけるようになるのだなと思います。
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外食店長をしていた時代は、一年完結といった感がありました。もちろん自分の成長ステップとしては、3年後とか5年後とか見据えるのですが、一つのお店と考えたときに、毎年12月に照準を合わせて店作りをする。主に、人の教育ですね。アルバイトさんが中心の外食では、一年間でアルバイトさんのほとんどが入れ替わります。
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中学校高校の部活動みたいなものですかね。3月には必ず先輩が抜けて新チームとしてまた新たにチーム作りをしながら、一年を戦う。
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僕のお店の決勝戦は12月です。一年間で最高の売上を12月に取る。
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だから、一年間での物事の進め方のイメージってしやすかった。3年、5年となると大切なのは分かるけど、よくそうやっていろいろな人に言われるけど、イメージってなかなかしづらかった。
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最近、いろいろなビジネス書や雑誌、そして実体験として新規事業を立ち上げながら、やっぱり一年くらいじゃ結果でないな。3年くらいかけて、描いていかないといけないな。仕組みにしても、教育体制にしても。と思い始めました。3年、5年スパンで考えることの大切さをやっと分かり始めました。
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入社5年目にしてやっと実感が沸きました。頭で理解するのと実感として行動に移せることはやはり違うなと思うわけです。
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就職活動もそうじゃないかなと思います。自分の入社した会社を早々に辞めてしまう人。もし信念無く辞めるのであれば、そんな簡単に辞めるのではなく、3年間は最低自分の中で時間を作ってがんばってみようと思うのも一つの手ではないかな。
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そうやって見えてくるものがある。そう思っています。