「世の中には必ず本質がある」
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「物事の原点と本質を考えなさい」
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僕は浪人をしました。理由は英語が大嫌いでぜんぜん成績が上がらなかったからです。英語さえなければ現役で大学合格していたんじゃないかと思うくらいです。
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しかし、その気持ちは浪人時代の予備校講師によって覆されました。ご存知の方も多いかと思いますが、代々木ゼミナールの冨田一彦先生。この方に僕は大変影響を受けました。
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現役時代が嘘のように英語が好きになり、大学では、塾講師で中高生に英語を教えたり、ESSという英会話サークルでディスカッションセクションに入ってしまうほど、英語にはまりました。
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その冨田先生が教えてくれたのは、「本質」という考え方です。この先生から僕は、物事を論理的に考える方法を教えてもらいました。難しく見えるものも、元を辿れば簡単なロジックで当てはめられる。
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本質というのは、そのものごとから、それを取り払ってしまうと、そのことを言い表せなくなってしまうものです。
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全てのことには本質があるのだと教わってから、ある問題が起こったときに絶対にはずせないものは何か?を考えるようになりました。
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そして、社会人になってからの研修で、「本質と原点」という教育を受けました。
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自分を取り巻く環境を考えた時に、表面的なことだけを捉える努力をするのではなく、必ずそのことの発端である原点とそのことから取り払ってはいけない本質を見ること、これを捉え違うと、判断を間違えてしまう。
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「原点と本質を考える」今でも大切にしている考え方です。