7月16日の中越沖地震2004年10月にもほぼ同じ地域で地震があり、それから3年。各企業は過去の経験から得た教訓をどう生かしたか。
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イオン
地震当日、各部門の担当者40人が対策本部とつくり、正午には水、お茶、パンなどを被災地に送る。
年2回の防災訓練と災害支援に関する予行練習2003年から実施。
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支援に向けて一番のキーは社内情報の管理だという。食料の在庫状況、物流ルートの確保など、支援したくても自社で何ができるかを把握しないと動けない。それぞれの部門担当者が必要な情報を即座に把握できるための仕組みづくりをしてきた。
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「災害時は初動が大切」
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被災者がもっとも不安なのは、災害発生当日の夜。だから、それまでに救援物資を間に合わせるように演習を積んで来た。
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「災害時こそ、ホームセンターが必要とされる。」
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と、かくの地震や水害などから普及する過程でどのような商品が売れたのかの販売動向を蓄積している、
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“災害データベース”
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がある。これによって、優先順位の高いものから順に提供をしていく
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ドコモ
固定電話も携帯電話も繋がりにくい状況の中、ドコモのメール機能だけは、ほぼ完全に機能していた。
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通話とメールのシステムを切り分けて、規制を別々にかけられるように2003年の地震以降システムを変えていた。
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災害時こそ情報のやり取りの迅速さが、その後の救出作業や支援作業、復興活動に影響が現れるのだなと感じます。
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ただ支援すればいい訳ではなく、どこのどのようなものがどれくらい必要なのか、優先順位は何なのか、という情報を正確に入手できないと、適切な行動が取れない。
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とても勉強になりました。
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