部下の成長を願うなら、まずお前自身が成長し続ける事だ。
クローズアップ現代を観ながら、外食店長時代に営業本部長から言われたことを思い出しました。
ワタミに入社した頃から、毎月の課題や研修会での発表の機会で、 将来教育の仕事に着きたいと発信していました。
ただ、20代の頃は未熟で、(もちろん今も未熟) 自分の考えを押し付けるだけの上司だったのだと思います。
結果、無断退社も出しましたし、辞めさせもしましたし、 ボイコット事件もありました。今では笑い話ですが。
相手には、相手の真実がある。
事実として観た無断欠勤は、悪とされるが、彼には彼の理由があった。 私が関わらせて頂いた部下は、睡眠障害を持ち月に何度か無駄遅刻していました。
相手の真実、人生を見つめられるか。 その度量を持つには、自分自身が心の成長をし続ける必要があります。
「期待することは、思い通りにしたいということ」という言葉も聞きました。
本当にそうなのだと思います。
全く生まれも、年齢も、性別も、違う人々。
思い通りになるはずが無い。 そのことと向き合い続ける事が、 結果として人を大切にするということであり、
そういう自分を磨き続けることができれば、 部下も勝手に育ってくれるのだと思います。
昨日、青島がいってましたね。
俺には部下は居ない。いるのは仲間だけだ!
一人の人として、向き合い続けるとことができるのか?
その覚悟だと思うので、 ほめ方、叱り方といったテクニック的なことでは無く、 彼らの生きてきたその人生をどう大切に見るか といった姿勢や敬意が大事なのだと思いました。