日々是成長

~Now And Here~

宇宙の広がりと愛の関係~ビューティフル・マインド~

ビューティフル・マインド [DVD]/エド・ハリス,クリストファー・プラマー,ラッセル・クロウ ¥2,625 Amazon.co.jp ゲーム理論ナッシュ均衡のナッシュ博士の半生の物語。 一番の見所はプロポーズシーンだったな。 宇宙の広さはどれくらい? 無限だよ。 なぜ分かるの? データがあるんだ。 でも、証明されていない事実よね。 僕はそうであると信じている。 そう、愛も同じじゃない? というようなやり取り。 数学者として、理論と方程式の虜となり、 全てのことに論理的に答えをだそうとするナッシュ。 その事に対して、証明できないものを信じることの大切さを 伝える彼女。 彼女との生活の中で、その大切さに気づくナッシュ。 知能と知性の違いを思い出します。 知能とは、答えのある問いに対していかに早く答えることができるかの能力。 知性とは、答えのない問いを問い続けていく事のできる能力。 科学や理論で証明できる合理的な世界など、 非合理の世界に比べたら本当にごく一部なのではないかと思います。 例えば、祈り。 祈りは確かに通じます。 かと言って科学的に証明できるかと言えば難しいでしょう。 信じるか信じないかはその人次第。 しかし、信じてみて自分の人生に決してマイナスなことはない。 であれば、その事を信じてみてもいいのでは?という思いになる。 虫の知らせなんて言葉もあります。 ユングは『集合的無意識』という言い方をしています。 人間は、心の奥底でつながっているのではないかと 思える経験をよくします。 最近思ったことがあります。 自分の一日を大切に過ごすことは、 大切な人の一日を大切に過ごすことでもあると。 それは、大切な人と自分の心が無意識の所でつながっている と感じたからに他なりません。 相手を思って言わずに黙っていた。 しかし、何か感じるものがある。 そして、その事が自分の身体に影響を及ぼす。 結果、その事は相手の深層心理を映しだした結果であった。 そのような経験はけっこう有るのではないでしょうか。 こどもが具合を悪くする。 両親の不仲をこどもが感じ取って そのメッセージとしてこどもが病気になる といった話しを聞いたことがあります。 そのように、自分の体が受信体となって 相手の心を映し出すということって有るのだと思います。 であるならば、自分が一日を大切に生きよう。 その事は、周りに影響を与える。 大切な人に影響を与える。 その人の一日も輝けるものになる。 つまり、自分が大切に一日を生きることは、 大切な人の一日を大切に生きることでもある。 そう感じぜずにはいられません。