月商3000万円の店舗の店長を務めている時、
不思議な現象に見舞われた。
メンバーの必要数は60名で、
60名になるように採用活動を続けた。
しかし、40名を過ぎたあたりから、
一向に増えないのである。
採っても採っても、辞める人がでて、
40名以上を超えないのである。
今思うと、それが自分の力量。
一人ひとりのメンバーが、何が好きで、
どんな事に興味があって、
どんな事をされると嫌で、
何に困っていて、
そこまで細かく把握できるのは、
40名が精いっぱいだったのだろう。
学校のクラスを見た時に、一クラス
大体30名~40名くらいというのは、
まさに、ひとりの教師の力量で見られる
範囲なのかもしれない。
組織の力量は、リーダーの力量以上に上がらない。
この事に気づき、ひとりでマネジメントできる限界を知り、
リーダーを置くマネジメントができるように自らを磨いた。
それから3年後、70名の組織のトップとして
仕事をすることになる。