自分が現在の仕事の先になにを見るか?を大切にした時、要するに事業内容なんてどうでもいいですよね。 相手の立場を考えられる人になりたい。 こんな事を言う人はよくいます。 外食のお店を巡回する時に、店長に決まって聞く言葉があります。 「このお店にある全ての席に座った事ある?」 すると、100%「ないです」 と言います。 相手の立場を考えるって、そういうことじゃないの? と、思うわけです。 これは、別に外食やりたいやりたくないという事は問題ではありません。 どの仕事にだって言えることです。身近な問題に対して、その事を考えられないのに、相手の立場に立ってものを考える事はできません。 私は、インターンシップ初日にインターン生を厳しく怒りました。 空港の移動でだらだら歩いていたり、農協さんが説明をしている時に、飲み物を飲んだり、うちわで扇いだりしているメンバーがいたからです。 ほとんどのメンバーが作文に「相手の立場に立って物を考えられるような人間になりたい。」と書いていました。 相手の立場に立って物事考えられるのであれば、 移動時にだらだら長い列作って移動しないだろ? 一生懸命説明してくれているのに、うちわで扇がないだろう? ということです。 結局はものの見方を鍛えられているかどうか。 外食の店長をやるために、この会社に入ったんじゃないという言い訳はここでは成立しない。 どの仕事やったって、相手の事考えなきゃいけない。 そのアンテナを日々の仕事の中でどうやって養っていくか? 今やっている仕事の先に何を見るか? それを思うとき、一つのことが分かります。 事業内容なんて正直どうでもいい。 その事が分かります。