ガイアの思想という本を読んでいます。
きっかけは、生命論パラダイムの時代という本を読み、
地球とか宇宙という視点から、物事考える事ってすごく大切なんじゃないかって思ったからです。
科学は、地球と人類を分けて考える努力をしてきました。
科学は、地球を一つの大きな機械と見立てて、
地球を部分に分けて分析し、理解し、コントロールしようとしました。
地球の46億年の歴史の中で、まだまだ本の瞬き程度の歴史しかない私達人間が、地球をコントロールするなど恐れ多い事なのだと思います。
地球の営みの中で、人間は生まれてきたのです。
人間は、地球の一部でもあります。
環境にやさしくとか、
地球に優しく
という言葉は、あたかも人間がコントロールして地球に働きかける事ができるかのような意識が内在しています。
ちきゅうも一つの生命体と捉え、
その活動の中で私達人間がどう地球に対して接していくのか。
それを考える事が、21世紀の環境を考える上で大切なのかもしれません。