先ほどのIC(インディペンデント・コントラクター)になるには、高度に専門的な知識が必要と書かれていました。
確かにそうでしょうね。
でも、ここで気をつけておかなければならないのは、
「ノウハウは陳腐化する」
です。
新しい技術が生まれ、それに対して高度な知識を持っていてもいずれ真似されます。そうすれば、その知識を持っていることの価値は陳腐化します。
こういう記事が出ると、
資格が必要だ!
とか、
IC独立をする!
みたいな著書がたくさん表れて世の中を惑わすのではないか?と思います。
忘れちゃいけないのは、高度な専門技術を持ったところで仕事を続けていく事はできないという事です。
そうやってICとして食べていける人はもっとビジネスの本質的な能力を兼ね備えていると思います。
ものを考える力
ものを伝える力
ものを理解する力
ものを書く力
など、そういった総合的な知力が長けているから、確かに高度な専門知識を身に付けていてもそれを手段としか捉えていないと思います。
また新しい技術が生まれたら、もともとの力を使ってそれらを吸収し、またビジネスに生かすことができるのだと思います。
専門的知識を取得する事を目的化すると、世間、キーワードがある著書に惑わされてしまうという危機感がありますね。
実際、食品衛生の資格、防火管理の資格を持っているからと言って店長業務がちゃんとできるか?といったらそんな事ないですしね。
やっぱり、メンバーに協力してもらえる人柄。
それが、一番です。