自分が作った仕組み、システムであってもそれが現実にそぐわなくなったり、時代に合わなくなったのであれば、やめる判断をし、現実に沿った方法に変えていかなければならない。
僕が作った研修の仕組みがある。でも、現実のニーズに合わなくなったと感じたし、その研修方法よりももっとよい方法があるなと思い始めていた。
僕は迷わずそれを変えた。
人は昔のことに固執しがちだ。
しかし、常にゼロから考えることが必要だと思う。仕事をしていると、今日行った8時間が一瞬にして白紙になるなんて事はざらにある。そうやって、叩いて叩いて、いい企画が生まれていくのだ。
それを、いつまでも昔に固執していると、ドンドン後手後手に回ってしまう。
それでも、常に忘れてはいけないことがある。それは、本質である。
その企画が誰のためであるのか?何のためにやるのか?その結果どうしたいのか?これだけはぶれてはいけない。
それがぶれると単に回りに流されるだけの企画となる。
昔、
という本を読んだ。
いつまでも、過去のことに囚われるのではなく、現実が変わったのなら、その現実を受け止めて行動しなさい。
というメッセージの含まれた本だった。
本当にそう思う。過去の栄光は、判断を鈍らす。
常にゼロベースで組み立てることを厭わないこと
物事との本質をぶらさないこと。
これは本当に難しいことだと感じた今日であった。