Newtonという雑誌のバックナンバーで脳のニューロンと記憶の仕組みという号(2007.2.7)があったので、早速購入し、読みました。
ドーパミン出まくりでした^^;
記憶には、記憶している内容によって種類があるそうです。例えば、
エピソード記憶
意味記憶
手続き記憶
プライミング
です。
エピソード記憶というのは、個人の経験にもとづいた記憶。小学生の時に遠足に行った時のことなど。
意味記憶というのは、知識のことで、そのことは知っているが、いつそのことについて記憶したのかは分からないようなもの。
これらは、海馬とか偏桃核という部分が深く関わっています。
手続き記憶というのは、自転車の乗り方など、失敗を繰り返していく中でだんだんうまくなってからだの動かし方を覚えるというもの。小脳が深く関わっています。
そして、プライミングというのは、
例えば、以下のような文章
「ブラックホールとは、光さえも脱出できないほど重力の強い天体である。星がその一生の最後に超新星爆発を起こし、その後にブラックホールになると考えられている。もともとブラックホールは理論上の産物に過ぎないと考えられていた。
しかし研究が進んだ現在、ブラックホームは現実に存在すると信じる研究者が多い。」
実は、最後の部分は「ブラックホーム」となっている。ブラックホールと読んでしまった方もいるのではないでしょうか
ブラックホールと何度も出てくることによって、無意識に脳が記憶していて、ブラックホールと思い込んでしまうのです。
こんなふうに、様々な記憶があるが、全ては神経細胞「ニューロン」によって、支えられているものなのです。
おもろ~~~~~~
自分達が、自分の体のことをいかに知らないかを思い知らされますね。 うろ覚えだった、樹状突起や軸策の働き、シナプスで何が起こっているか?も、久しぶりにしっかり学んで、記憶の仕組みの世界を堪能していました。 今日、実家~上野間の1時間、おそらくニヤニヤしていました^^; グリーン車でよかった^^;