http://www.shachotalk.jp/talk/20080527
いろいろと、勉強になるキーワードは出てきたのですが、一番引っかかったのは、 「人生は自分で決める」 という言葉です。
自分で決めた人生ならば、後悔はない。
確かにそう思います。
でも、自分で決める勇気がもてなかったり、失敗する事を恐れたりして、誰かに答えを求めてしまう。 『自由の反対は依存だ』
と教わりましたが、まさにそうだなと思いました。
自分の人生を振り返ったとき、僕は自由な人生を生きてきたんだと思います。
小さい時から、自己判断を求められてきました。
それが父親の教育方針だったのか?
自由と放任は違うと思います。
自由というのは、ある一定のルールに従った中で与えられるものであり、
そのルールは、両親特に父親から教わった、人としての・・・というより男としてのあり方があって、そのルールに従って好きな事はしていいというものだったのだろうとおもいます。
大原則は、男とは強さとやさしさ
なんだろうなと思います。
両親とは、よく話しましたが、勉強しろと言われた記憶はありません。
こうしなさい、ああしなさいと言われた記憶もありません。
相談に対して、視点をくれる事はあるけど、結局最後決めるのは自分だと言われていました。 就職活動で大手企業に入らず、ソフトウエアハウスに決めたときも心から応援してくれたし、 ソフトウエアハウスを辞めて、外食に転職しようと決めたときも、お前がそう決めるならそれが正しいと言ってくれました。 そういう意味では、自分で決める人生を歩ませてもらえた事を本当に感謝しなければならないなと思います。
周りを見ると、結構親が言うからこっちに就職決めたとか、親のそばにいないといけないと言った声を聴くからです。
この人生、他人の人生ではない。 この人生、一度きりの自分の人生。 であれば、後悔はしたくない。
自分で決める人生であるからこそ後悔はない。
そんなふうに思いながら、この自分で決めていくことの勇気を現代の子供たちに与えていく事を考えることが大切なのかもしれないなとふと思いました。
P.S.
るろうに剣心で、瀬田宗次郎が剣心との戦いに敗れた時に、こんな事を言いました。
「緋村さんは厳しい人だ。答えをくれない。」
これは、宗次郎に自分で自分の人生決めろと言ったシーンであり、私の好きなシーンでもあります。
not solution、but suggestion
解決策ではなく、道標を。
私が相談を受ける時に大切にしている事です。最後の最後決めるのは自分。
そう思います。