日々是成長

~Now And Here~

議論を水掛け論にしないために必要な事

大学時代ESSでのディスカッションの場面を思い出しています。 議論の終盤 新しい政策をとることによるアドバンテージとディスアドバンテージ、 現状維持によるアドバンテージとディスアドバンテージを比較する、 コンパリゾンエリアという場面があります。 ここでの議論がうまく行くか否かは、同じ土俵で議論できるか?です。 水掛け論で終わる場合、基本同じ土俵に議論が乗っかってません。 では、同じ土俵とは何か。 それは、criterion [criteria]比較のための判断基準です。 比較の本質とは何か? 共通点と相違点があること。 1cmと5gは比べられない。 なぜなら、共通点がないから。 コンパリで、水掛け論になる時、共通点をもつcriterionが設定できていない。 そして、本当にうまいディスをする人は、相手の土俵と自分の土俵の共通点をうまく見つけ出して、あたかも相手の土俵で闘いながら、自分の議論を成り立たせる人でした。 今とてもタフな議論のテーブルにいます。皆にとって幸せがあるcriterionを設定して議論がしたいし、それが自分の役目だと思う。