皆さま 明けましておめでとうございます。 昨年は、Facebookを通じて皆さまと貴重な意見交換ができたり、Facebookが無ければ再び会えなかったかもしれない懐かしい出会いがあったりと、ソーシャルメディアの威力を感じた一年でした。 また、東日本大震災を受け、一人ひとりが自分の生き方を再度考え直した一年でもあったと思います。 私自身、本業を通じて社会貢献をすべく、この一年もエネルギッシュに時には立ち止まりながら、さらなる成長をし続けたいと思います。 皆さまとの出会い、繋がりに感謝しつつ、 2012年度もよろしくお願い申し上げます。 意味を感じる力 希望を語る物語 戦略思考としての祈り この3つが今年のテーマです。 目の前の現実をどう解釈するか。 そこに意味を見いだせたとき、新しい物語が紡ぎだされる。 「希望」とは、何か。 いま、この世界には、「悲しみ」や「苦しみ」が溢れている。 しかし、いつか、この世界にも、「良きもの」がやってくる。 その「未来」を信じられることを、 我々は、「希望」と呼びます。 しかし、「希望」という言葉の本当の意味は、 そうではないのかもしれません。 いま、この世界に溢れている「悲しみ」や「苦しみ」。 そのことも含め、すべてのものごとが、 この世界に「良きもの」が生まれてくるための 深い「意味」を持っている。 その「意味」を信じられることを、 我々は、「希望」と呼ぶのかもしれません。 (田坂広志風の便りより) 希望の物語を語るとは、 目の前の現実に意味を見出した上で、 一ミリでも現実を推し進めようという意志の力が宿った物語。 そして、戦略思考としての祈り。 戦略思考の極意は祈りである。 とは、師の言葉。 人事を尽くして天命を待つ。 あとはお任せ。 その静かな心境で、現実と正対したい。 簡単なことではありませんが、 このことを胸に一日一日を大切に過ごしたいと思います。