前職で、代表がよく言っていました。 『自分の存在対効果を高める』 時間帯効果、費用対効果、という言葉はよく耳にしますね。 掛けた時間に対してどれだけの効果があるのか? 使った費用に対してどれだけの効果があるのか? を考えて判断を下す。 存在対効果とは、自分の存在がどの場所に在る事が、 社会にとって一番の貢献になるのか? を考える事だと思います。 その場所で存在対効果を高めるという場合もありますし、 より自分の存在対効果が高まる場所を探す事もあります。 人にはそれぞれ、自分の存在対効果が高まる場所がある。 それを探し続ける、その場で存在対効果を高める。 その事が重要なのだと思います。 この震災で、自分には何ができるか?と皆が思ったと思うし、 現地に行きたいと思っても行けず無力さに苦しんだ人もいる。 現地に向い何かした自分と、 ここに居て何かする自分と、 どちらが社会にとって存在対効果の高い生き方になるだろう? その問いは立てなければならない。 サッカーのチャリティーマッチを見て、 カズの姿に感動した。 サッカー選手は、サッカーを通じて、 伝えられる物、貢献できるものがある。 私は、私の目の前に従事することで、自分の存在対効果を高める。 もちろん最大限できる寄付は続ける前提で。 今、私達に何が出来るのか? の問いは、 今、私はどの場所で、頑張るべきなのか? を問うことと同じだと思う。