では、ただ師匠から、「技術」と「心得」を学べばよいのか。 優れたプロフェッショナルは、常に「個性的」である。 『余人持って代えがたい。』 こんな言葉があります。 まさに、師匠とはこのような存在なのでしょう。 自分自身、余人持って代えがたい存在でありたいと思います。 その一方で、自分でなくてもこの仕事は進んでいくという感覚も持っています。 この絶対矛盾の感覚。 この感覚が無いと、独りよがりとなり、誰にも任せられないという事にもなりますね。 個性的と奇人・変人の分岐点はどこにあるのだろう? それは、個性というものがどう磨かれていくのかが分かるとき、 見えてくるものかもしれません。