ビジネスモデルデザインという講座を受け、ビジネスモデルキャンバスという考え方を学びました。 9ブロックという考え方があり、 顧客価値、顧客との関係性、チャネル、顧客セグメント、収入源 コスト構造、鍵となる資源、鍵となる活動、パートナーシップのブロックのつながりを考えて行きます。 出発点は、顧客価値。 顧客に何を提供するのか?顧客から出発することが大切だと教わりました。 確かにそうだと思いながらも、そもそもビジネスモデルとは何か?という事を考えていました。 仕組みだけ作ってもうまくいくももではない。 その仕事をする当時者の思いが重要となる。 もちろん、思いだけでも、ビジネスは広がらない。 前職時代に、『科学と心のバランス』という事を言われました。 ビジネスの出発点は、目の前の1人の現実をどうにかしたいとの思いです。 その思いを、1人でも多くの人に伝えたい。その仕組みがモデルだと思うのです。 機械的、無機的に、分析的に、顧客はこれを求めている。その求めている物を提供する技術がある、それ相応の顧客がいる。だからビジネスを立ち上げよう。では、うまくいかないと思っています。 仏作れど、魂入らず。 という状況が生まれるのはその為だと思います。 私も新規事業を担当して思った事は、結局、働く人の覚悟がないと、どんな完成されたビジネスモデルも動かないということです。 自分は目の前の1人の為に何がしたいのか? そこから全ては始まる。 足元を見つめよ。 安易に方法論に走るな。 その事を常に自分に言い聞かせたいと思いました。