20:52 鈴木 大拙 (文庫 - Dec 25, 2008) の '新版 禅とは何か (角川ソフィア文庫)' を Amazon でチェック! amzn.to/cbruoj
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20:53 第二講 何を仏教生活というか #
20:53 仏教者としての生活にその中心となるべき思想があるとすればそれ
20:53 仏教徒は何かというときには、
20:53 仏教というものに、三つの要素を考えなくてはならぬ。
20:53 第一は仏の人格である。 #
20:54 いかなる宗教であっても人格が中心にならないものはない。 #
20:54 われわれが人の言う事を聞いて信ずるという事は、
20:54 論理的や事実の上に、人格が加わるというと、
20:55 人格というものは真理以上の一つの力を持っている。 #
20:55 矛盾があっても、多少不合理なところがあっても、
20:55 親鸞聖人は、「自分は法然上人の言葉を信ずるだけだ。
20:55 この人をして絶対の他力を恃ましめる、
20:55 次には釈迦の経験-体験-実験、これがことに重要な事柄である。 #
20:56 人格の力というものは渾然とした一つのものになってこちらに来るものである。
20:56 『成道』と『涅槃』
20:56 第三の因子としては釈迦の教えというものである。 #
20:56 教えというものは、
20:57 仏の人格は、千古、万古、狂わないでありましょうが、
20:57 教えに含まれている真理というものは、
20:57 第四番目のものに考えを及ぼさなければならない。 仏自身の人格と体験と、及び仏の教えというもので、
20:57 人が自分は仏を信ずるというならば、
20:58 その人その人に入用なものを創造する、
20 :58 この流れの中に偉大なる自分の体験というものを注ぎこんでいく #
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