『覚悟』という言葉をじっと見つめてみる。
どちらも、
『さとる』
と読みますね。。
静かな響きだなと感じます。
覚る、悟る、真理をつかむ。 鈴木大拙によると、
『宗教は体験なくして、真の妙趣を味わう事は出来ない』と言っている。
そして、『体験』とは、
われわれの主観が、一定不変のある態度を持して、内外の境界に対して行く、
その呼吸が自分の手に入るということである。と言っている。 一定不変の態度を持って内外の境界に対して行く。 宗教の目的が、さとり(悟り、覚り)を啓く事であるならば、 体験に体験を重ねた結果得られるのが『覚悟』。 それは、こうも言えるのではないか。
揺るがない主観。
体験に体験を重ねた上に感得する自分の信念。
自分の覚悟は何か?
体験に体験を重ねた結果得られた、
自らの根底にある静かな想いは何か。
その覚悟、
貫きたいですね。 すごく、静かな気持ちになります。