日々是成長

~Now And Here~

プライベートライアン

プライベート・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディシ [DVD]/トム・ハンクス,エドワード・バーンズ,マット・デイモン
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大学時代に、見よう見ようと思って、12年経ってたとは^^;

初っ端から、映像がリアルすぎて、思わず目を背けてしまいました。

いろいろなメッセージが込められているという事なので、

何度か繰り返し見ようと思いましたが、

2度目を観るまでに時間がかかりそうです。

国の為に戦う。

何なんでしょうね。

国ってなんですか?って思ってしまった。

国の為に死ねる事を喜んで死んだ兵士がいただろうか?

劇中、みな母親の名前を叫び、妻の名前を叫び、家族の名前を叫んでいた。

4兄弟全員が戦死したら母親が悲しむからと、せめて末っ子だけでも

戦地から連れ戻そうと、8人の兵士が隊を組む。

だけど、その8人にだっていや、全兵士に家族はある。

なのに、なぜ?

国というのは支配者の論理から出来上がったもの。

確かに、軍事力によって今の平和が守られているのはそうだが、

国と言う境界線がなければ、

民族という境界線がなければ、

支配欲という煩悩がなければ、

なぜ、この世には国があるのか?なぜ民族や人種が違うのか?

地球人として同じ種として生まれなかったのか?

なんだか、いろいろな事が頭をよぎって、胸が苦しくなりました。

すくなくとも、このような過去の現実の上に、今の平和な生活がある。(世界にはまだまだ戦争や紛争があるが)ということは忘れてはならない。

他人に迷惑かけなければ何してもいい。

本当にそうだろうか?

やっぱり、私達は生かされている。

過去の人たちからの歴史を紡いでいっている。

だから、次の世代に何かを残していく生き方をしていく使命があるような気がする。

必ず何かを背負っている。

そう思えてならない。

戦争時代の事から目を背けてはならない。

そんな事を思いました。