最近、神田昌典さんの本をたくさん買って読んでいます。 正直1年前は、この人の本は読まないだろうと思っていました。 90日で儲かるとか、成功するとか、ダントツとか、楽して売れるとかあまり僕の肌にあわない単語がゴロゴロしていたからです。 でも、30代のテーマは矛盾の把持です。 両極にあるものをバランスさせる。一極に触れるのは良くない。という考えから、田坂広志先生にばかり傾いてはいけないと思い、自分があまりよく思っていないものをあえて読むという事をしてみようと思いました。 右手に算盤、左手に論語という澁澤栄一の言葉がありますね。なんだか、まさにこの言葉がしっくりきます^^) 神田昌典 = 算盤 どんなにきれいごとを言っても、まずは稼がなくては意味がない。稼ぐための、実践的な方法を惜しげもなく語ってくれる。 田坂広志 = 論語 人生において大切な考え方、死生観、人生観、使命感を持って導いてくれる。 どちらも、必要だとしっくりきて、神田昌典さんの本がとても面白く感じます。 神田さんは、成功する事の光と闇の部分をむしろ、闇の部分をちゃんと教えてくれた上で、きれい事だけじゃない。だけど、成功しよう!というようなスタンスで、実践的です。 田坂先生は、自分の人生をどう生きるかを見つめさせてくれます。忘れたときにいつでも返ってくるように導いてくれます。 一極だけに触れるのは良くない。 相対するものを、バランスさせる感覚を磨く。 これは、とても大切だなぁ~と思います。
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