30代の三つの誓いに更に一つ加えようと思いました。 自分が成長をするためには弱点の克服か才能の強化かどちらが大切ですか?という質問に対して、 私は、「弱点の克服です」と答えていました。そして、教育によって人は変わると思っていましたし、弱点をどう克服するかに焦点を当てて後輩や部下に接していた節がありました。 ここ最近、「育てるではなくて育つ環境を整える」というキーワードがなんとなく浮かんでいたのですが、マーカス・バッキンガムの「さぁ、才能に目覚めよう」「まず、ルールを破れ」を読み完全にパラダイムがシフトしました。 弱点克服から才能強化へ 自分ももちろん、後輩や部下に対しても。 人はそんなに変わりようがない。 足りないものを植えつけようとして時間を無駄にするな。 そのなかにあるものを引き出す努力をしろ これこそ本当にむずかしい。 まず、ルールを破れの一節ですが、まさにそうだと納得しています。人間、弱点を克服する事に時間を費やしているほど人生長くない。そう思った時に、 才能=「自分が無意識に繰り返す、思考、感情、行動のパターン」 をうまく活かして、焦点を絞る事が大切なのだなと思いました。一方で、技術や知識といった仕事を進める上で当たり前に身につけなければならない能力もあると思います。それを身につけることを否定したり避けてはいけませんが、その基礎力をつけたことを前提に才能を見極めて、才能を生かしていく事に注力していこう。 そう思いました。