ニンテンドーDSを使った鬼ごっこが小学生の間で流行っているそうです。 DSについているピクトチャット機能という最大16人までがチャット形式でワイヤレス通信ができる機能を使って、 仲間と協力したり、鬼に自分の居場所のヒントを出したりしながら遊ぶそうです。 ワイヤレス通信が届く範囲が限られているので、鬼や仲間から離れすぎると状況が分からなくなり、逆に近づきすぎると鬼に見つかってしまう可能性が高くなります。 そんな心理戦を楽しみながら鬼ごっこをするそうです。 すごいですね。別にニンテンドーが提案したゲームでははく、子供たちがDSで遊ぶ中で作り出したもののようです。 螺旋的発展の法則を思い出しました。 懐かしいものが、一段階進化して戻ってくる。 鬼ごっこは昔の遊び。外での代表的な遊び。 それが、屋内で遊ぶテレビゲームに取って代わられた。 しかし、その屋内ゲームと屋外ゲームが融合して、新しい遊びになった。 ん~~~田坂先生。ヘーゲルの弁証法恐るべしです。
(月間アスキー10月号より)