2,3分でテストしてみましょう。 紙と鉛筆を用意して、自分の腕時計、もしくは携帯電話を書いて見ましょう。 はい、はじめ! 書き終わったら、自分の書いた絵と、見比べてみてください。 どれくらい、認識に差がありましたか? 3個? 4個? 5個以上? 時計や携帯電話を買う時、あんなにデザインにこだわって買うのに、実際はどんなデザインか正確には覚えていません。 結局、時計は時間を見るもの、電話は話すものという機能が大切というわけですね。 さて、もうひとつ質問です。 先ほど、デザインの見比べをした時に、時間は何時何分をさしていましたか? 結構答えられない人が多いようです。 あんなに、見てたのに。 今度は、時間は重要なものではなく、デザインが重要なものになったため、時間が見えなかったわけです。 これが、スコトーマと言われるものです。 僕たちは、見たいものしか見えていない。 自分が重要だと思うものしか見えていない。 ということは、何に興味を持つか?のアンテナが高ければ高くなるほど、見えるものは違ってくるのでしょうね。 そして、思い込んでいるものを排除していく意識も必要なんでしょうね。