日々是成長

~Now And Here~

ある優秀な『学生』のパラダイムシフト

自分ひとりの力で生きていけると思っていた。 数字が自分の位置を示してくれた。 努力すればするほど結果が出た。 数字がでると認められた。 周りからリーダーと呼ばれた。 自分ひとりで生きていける力があるのだと思った。 でも、それは学校教育という閉鎖的空間の幻想だと知った。 独りよがりだった。 何もできなかった。 社会においては自分ひとりの力など小さなものだ。 人は、人に迷惑をかけながら、周りに支えられながら生きている。 人の声に耳を傾けることを知った。 自分の発する言葉に対する責任を学んだ。 個性は、他の個性とのぶつかり合いの中で発揮されると知った。 同志と呼べる友と同じ頂上を目指して歩むことを志した。 生きている一人ひとりに確かに役割があり、使命があることを知った。