現在世の中は、貨幣経済である。
価値を生み出す対価として、お金を頂く。
お金の為に、価値を生み出す。という価値観があっておかしくない。
では、貨幣が生まれる前はどんな経済だったのだろう?
市場は町とか村とかそういった小商圏であって、ぶつぶつ交換が主流だった。
ここまで、の価値観として考えられるのは、「等価交換」という考え方だと思う。
じゃぁその前は?
狩をする。畑を耕すものがいる。取れあったものをみんなで分け合う。
そこには、等価交換という概念ではなく、共に生きる、「共生」という概念があり、
ボランタリーな経済であった。
少し、「無条件の愛」という所に近づいてきた。
共に生きようと思う心。
共に生きたいと思う心。
その気持ちの中に、無条件の愛というものが生まれるのかもしれない。
好きな人のためなら、なんでもしてあげたいと思う。
無条件の愛を注ぎたいと思う。
それは、彼や彼女と共に生きたいと思うからではないか?
親子もそう。共に生きる。と言う気持ちがあるから、見返りなんて求めずに育てる。
共生という心。
相手を好きになるという心。
このキーワードの中に、無条件の愛というものがある気がする。