田坂広志さんの本はすごくいい!
是非読んでもらいたい。
その中で、部下を動かそうとしても動かないのは何故か?という章があって、
その原因は
「操作主義」
に陥っているからだとありました。
世の中に出回っている、
「部下を動かす方法」 「部下に響く一言」 「相手をうなずかせる方法」
というのは、「操作主義」のものであって、操作主義の入った心配り気の使い方では、相手はそれを察知し動かなくなります。
共感してもらいたいと思うのではなく、
自分から相手に共感しなさいと説きます。
でも、本来人は支配欲があると思います。 エゴもあります。
それをぬぐって、無私、無欲で接しなさいといっているわけではなく、そういったエゴや支配欲のある自分とちゃんと向き合っているか?が問題であって、その部分と向き合いつつ、
彼らに無条件で共感するようにしなさい。
そうすれば、彼らもおのずと共感してくれるようになる。と言っています。
僕も思います。人には私利私欲があります。それをぬぐいきることは難しいと思います。
でも、「無条件に」という事はできると思います。
それが、紛れも無い
「好き」
という感情だと思います。
好きな人のためなら自分のことなんてどうでもよくてなんでもしてあげたくなる。
そこに私利私欲はありません。
好きな人だから、相手の立場に立って、
喜びを共有できたら嬉しいと思う。
悲しみを共有できたら嬉しいと思う。
マネジメントの要諦はやはり「好きになる」という事だと思います。
農業インターンの時にも言いました。
仕事は一対一。
仕事は、その人を好きになること。
無条件に好きになる。
素敵な言葉だな~~と思います。
「無条件」
ってのがいい^^)
あふれ出てくるものを感じます。
マネージャーの要諦ですね。