アビリティ・・・一人で何かができる能力
コンピテンス・・・集団の中で自分の力を発揮する能力
店長が元気な店を作りたいとする。
店長はどんなに忙しいときでも、元気な声だしを怠ることはない。これは、彼がアビリティを発揮している状態。
しかし、他のメンバーの中には、元気な声だしをできていない子もいる。店全体としては元気のない店。
この場合、店長は、アビリティーを発揮できても、コンピテンスが発揮できていない。
この店長が、声だしの重要性をメンバーに伝え続けて、メンバーの心に響き、メンバー全員が元気な声だしを始める。
彼はやりたいことを達成した。
このとき店長は、コンピテンスを発揮して自分のやりたい「元気な店」を作っている。つまり、自分の力を十分に発揮している。
これが、アビリティーとコンピテンスの基本的な考え方。
つまり、自分のやりたい事をやるために周りを巻き込める能力がある人をコンピテンスのある人という。