なかなか個性的な会社です。
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一般に中華料理のチェーン展開というのは難しいといわれています。それは、調理をオーダーが入ったと同時に作るものが多く、調理技術者のレベルが問われるからです。
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そんな中、現在500店舗を越えるチェーンを展開しています。
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何より面白いのが、ベースはあるけど、マニュアルは無し。店長の裁量で何でもできる。朝食セットがあったり、その地域独自のセットがあったり。
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あるところでは、ただ飯提供するから、30分間皿洗いを手伝いなさい。というサービスまでありました。こんなに自由度の高い飲食チェーンは無いですよね。
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そして、売上の利益がある一定を超えたら、そこからは全部店の取り分になる。つまり、がんばったらがんばっただけ給与が上がるというとてもシンプルな構造。であれば、店長は一生懸命考えるよね。
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テレビでは、その月の利益達成率NO1店舗が紹介されていましたが、報奨金を40万円もらっていました。そしてその40万円は、店舗のメンバーに配分されます。店舗のメンバーもがんばるよね。
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こうやっている背景には、飲食店舗は一店一店が勝負であり、一店一店違っていいはずだという考え方があるからだそうです。
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うちの社長も同じ事を言っています。外食に参入したのは、一店一店であれば、ビックチェーンにも勝てると思ったからだそうです。
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であれば、一店一店の店長がより自分の店を好きになり、自分の店を何とかしようという思いにならなければ結局サラリーマン店長になってしまうなと思いました。
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なるほどね。そういうインセンティブの付け方もありなんだなぁ。これはフランチャイズだからできるのかな?直営店だと、配属だから、不振店に配属された店長と立地のいいお店に配属された店長とで差ができてしまうよな。ん~これはこれで難しい。
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ただ、王将はこれからも見ていきたいと思いました。