最近の日経ビジネスの特集を読んでいると、常々思うのが、
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現場の疲弊
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という言葉です。
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どの企業もバブルの崩壊と同時に、人の採用を絞り、50代の人間が多い中、現場を第一線で働く30代40代が著しく少ないとの事。
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その結果、技術、ノウハウの継承が上手くいっていない。現場を引っ張れるリーダーがおらず、コスト削減に重きが置かれ無理な仕事を現場が強いられる。教育という投資に資源を裂かずに、何とかその場を乗り切れた人にのみノウハウがあり、その人の直属にしかそのノウハウが継承されていかないというとても非効率な状態。
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こんな場面をいろいろな業界で見受けられます。
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そのことを踏まえて僕ら次世代メンバーには何ができるのだろう?と考えさせられます。教育は最も効果が目に見えにくいものです。そして、長期間の投資です。
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3年くらいかけてしっかりと人を育てるという覚悟を持って取り組まねばならないなと思います。
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思いのある人。
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長期的に物事を考えられる人。
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世の中の人口動態を見据えて世の中がどうなっていくかを考えられる人
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こんな要素が今後のビジネスマンにとって必要になっていくのかなと思っています。