今日は、社長が講師の研修がありました。社長の話はやはり説得力があるなと思って聞いていました。
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あるお客様が言いました
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「今日のお食事とても楽しかった。でも本当に感謝したいのは、あなた方が待つ喜びを私たちに与えてくれたことだ」
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そうなんですよね。お店を運営していると、その瞬間お客様が来てくださってご飲食をされている時に私たちのサービスがあると思ってしまいがちですが、実は、そのお客様は来る前から、その日を楽しみにしていることもあるのです。
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例えば忘年会の予約なんかはそうですよね。
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何週間も前に日取りを決めて、この日にみなで今年頑張った労いを行おうとするわけです。何日も前からあと何日で忘年会だなと思ってきてくださっているわけです。そんな大切な時間に自分達が関わっているのだという緊張感を持ちました。
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終わりよければ全てよしという言葉があります。
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介護は、人生の終わりの瞬間に関わらせていただいている。残りの人生が幸せであるならば、その人は死の間際総じて幸せだったと思ってくれるのです。だから、介護という仕事は尊いのだ。
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居酒屋は、その日1日の終わりに来てくれること多いです。その日の疲れ、悩み、時には愚痴もあるでしょう。そんなことを話しながらいろいろなことが解消されると、たった2時間の滞在だったかもしれないけれど、その日が「いい1日」になって終わる。
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だから、外食産業は辞められない、その人の幸せに関わらせてもらえているのだと社長が言っていました。
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ん~~~本当にそうだ。
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僕らはお客様の人生における数時間、数期間しか関われないのかもしれないけれどその時間がとても意義あるものにできるのだ。
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サービス産業って本当に素敵な仕事だなって改めて思うのでした。