|—禅の教え
力に満ちて、そこに在る
禅問答を読んでいると、なんでもかんでも言葉にすれば良いというわけでない事を学びます。 不立文字、以心伝心 本当に大切な事は言葉にならない。 言葉から伝わるのではなく、心から心へ伝わる。 これらのエピソードを読んでいると …続きを読む
慧能の米つき
禅の六代目、慧能。 慧能が禅を確立させたと言われているそうです。 その慧能が、五代目の弘忍と初めてであった時のこと。 弘忍が、慧能に対して出身を聞くと、南方と答えます。 弘忍は、あえて南方の人間に仏性はないと伝えると、 …続きを読む
修行は悟りを開くためではない。

禅問答入門 (角川選書)/石井 清純 ¥1,575 Amazon.co.jp 3年かけて、世界の宗教を勉強しようと思っています。 2011年仏教 2012年キリスト教 2013年イスラム教 もちろん、その年にその勉強しか …続きを読む
啐啄同時
啐とは、鳥のヒナが殻の内側から嘴で殻を突つくこと。 啄とは、鳥のオヤが殻の外側から嘴で殻を突つくこと。 このタイミングが上手く合わないと、ヒナが生まれて来ることはない無いそうです。 ヒナが突ついているのに、オヤが助けなけ …続きを読む
本来無一物

禅のことば/武田 鏡村 ¥998 Amazon.co.jp 響く言葉ですね。 宇宙の歴史から見ると、初めは無。 そこから、ある時ゆらぎが生じて、そこから、宇宙の壮大な物語が始まった。 2001年宇宙の旅で、スターチャイル …続きを読む
両忘(りょうぼう)

禅のことば/武田 鏡村 ¥998 Amazon.co.jp 「内外を両忘するに若かず。両忘すれば、すなわち澄然無事」 内外、生死、苦楽、善悪など、両極にあるものを忘れ去れば、 心が澄み切った穏やかな境地になるという教え。 …続きを読む
こだわらない、しばられない、とらわれない。
あるところに二人の修行僧がいました。 二人が川辺を通りかかったところ、 美しい娘が、川辺で佇んでいます。 一人の修行僧が娘に声をかけます。 すると娘は困った顔をして言いました。 「向こう岸に渡りたいのだが、 川の流れが早 …続きを読む