|---Nomad Worker
ノマドワーカーとして生きる為の3.5箇条
ノマドワーカーとして生きる為の3.5箇条
今週は、チームメンバーにこの会社で通用するだけでなく、
どこに行ったって通用する力をつけて欲しいと語り、
その為の3つのスキルを話しました。
1.考える為のフレームワーク
2.表現する為の図解
3.語る為のストーリーテリング
そして、この3つのスキルを支えるもの。3.5箇条目。
生きる為のブレない思想。
いい考え持ってるのに、語れない。
思いは溢れて語るのに伝わらない。
そういうもったいないビジネスマンはたくさんいる。
だから、スキルをつける必要がある。
まずは、考える為のスキル。フレームワーク。
要するに、アイデアの洗い出しだ。これはできる人が多い。
ただ、次のレベルにいけない人は結構いる。
例えば洗い出す為に、箇条書きにまとめる。
しかし、箇条書きは物事の大小、重なり、因果関係が分からない。
つまり、構造化されていない。
それをフォローするのが二番目の図解。
図解は、論理。
論理とは構造。
キーワードを構造化する技術が図解である。
ここまで来てあと一歩。
論理思考は優れていても、伝わらない人がいる。
「ん~言ってる事は正しいんだけどさぁ~」
と言われる人である。
共感を生む為のスキル。
ストーリーテリング。
論理は現実のある一部を切り出している。
切り出したときに、捨象してしまっている大切なことがある。
そこを埋めて、命を吹き込むのがストーリー。
場が共感し、皆がワクワクするストーリーを描けるか。
この技術が必要。
ただ、この三つの技術だけつければ良いかと言えば、そうではない。
その三つを支える思想がある。
自分の人生を支え得る思想。
決してブレる事の無い思想。
この思想を前提に、三つのスキルを磨けば、どこに行ったって通用する。
ノマドワーカーの本質は、場所を選ばずどこでも仕事のできる人という事ではない。
あらゆる環境を受け入れながらも、
自分の中のブレない思想を持ち、
自らの人生を切り拓いていく事。
よくよく考えると、
私は人生そのものがノマドワーカー的だったのかもしれない。
東京→新潟→千葉→埼玉1→埼玉2と、小学校は三つ通い、中学校は2つ通った。
転職も二回した。
外食時代は、三年半で9店舗で働き、その後の半年で5店舗のオープンに関わった。
そして、本部でも、二つの部署で働いた。
ノマドワーカー的に、いろいろなところを点々とした。
自分を守るには、攻めるしかないと思った時期もあった。
でも、それだけではダメだと気づく。
環境の変化を常に受け入れる。
しかし、流されては行けない。
その中で、絶対に譲れないものを守る。
そう生きてきた。
単身乗り込む自分を守る為には、スキルが必要だった。
その為に論理思考を磨いた。
行きすぎたその考えは、『論理武装』となった。
論理だけでは片手落ち。
語る為のストーリーが必要だと知る。
形から入って心に至る。
使えるけど使わないのが最善。
科学と心のバランス。
ありがたい様々な言葉と出会った。
ノマドワーカーとして生きる。
『ノマドワーカー』という言葉が流行っているが、
その本質を見誤らないで欲しい。
そう思います。